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ゲームシナリオのためのファンタジー事典
ファンタジーのストーリーを創作するときに知っていてほしい 歴史・文化・お約束を事典形式でまとめたネタ帳です。 特にゲームと相性がよいと考えられるネタを中心に構成。 シナリオのリアリティを増すためのヒントが満載。
「ファンタジーを題材にした作品を書きたい」という人にオススメの一冊です。 ファンタジーにおける世界観を完全網羅。 その範囲は、定番の種族や魔法から、 衣食住といった私生活や祭りといったイベントなど些細な設定まで留まることを知りません。 内容も大半が各節見開き2ページで書き留めてあり、見安くなっています。 (新紀元社の「図解シリーズ」を巨大化したようなものと思ってください。) さらに節によっては参考文献も掲載され、 資料としてだけではなく、資料そのものの核にもなりうる代物です。 特に上記の山北氏の書籍と併用すれば、かなりの知識の収穫となる事でしょう。 下手したら、これ一冊でお話を作れる方がいるかもしれません。 容量を考えたらお得な価格です。 仮に直接創作に利用しようと思わなくても、 これからファンタジーの「いろは」を知りたいという人にも是非推奨します。
また知識が横長な分、やはり各事柄についての説明が浅いです。 でも上記の通り紹介されている参考文献を始め、他の資料と併用すれば貴重な戦力になるはず。 『ゲームシナリオのためのファンタジー事典』のご注文はこちらから >>> |
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山海経―中国古代の神話世界
原始山岳信仰に端を発し、無名のひとびとによって語り継がれてきた、 中国古代人の壮大な世界観が甦る。
山海経は古代中国の空想的地理書だそうです。 まず良い点は、中国の伝説について書かれた文献は少ないため貴重な一冊といえます。 登場する動物や妖怪、種族、神様など(全部ではありませんが)絵で紹介されてわかりやすいです。 出てくる地名(架空のもの?)、妖怪や種族などはマイナーなものが多いためとても新鮮味があります。 勿論、難しい漢字にはちゃんとルビがふってあります。 特に東洋風のファンタジーを書いている人に読んでほしいですね。 最後のところには漫画家水木しげる氏の解説がのっているところもうれしいですね。
見慣れない漢字も多いためかなり読みずらいですね。 あと、非常に独特な文章(言葉)で書かれているため、 何回も読み返さないとわからないところも少なくありません。 物語というよりも、そこには○○という動物がいる、 あの場所に行けば××があるという紹介本って感じですね。 あと絵が小さいのも(見ずらいってほどでもありませんが)ちょっと残念ですね。 『山海経―中国古代の神話世界』のご注文はこちらから >>> |
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