創作お役立ち本 | | トップへ戻る | |
童話を書きたい人のための本
その書く喜び、創作の楽しみを、コンクールに入選するまでの自らの体験を通して 実践的に述べた童話作家による実作のための書。 童話を書きたいと思っている人はもちろん、小説や物語を書きたいと思っている人、 人生の節目に自分のことを振り返ってみようかと思っている人必読の一冊。
童話のならでは素晴らしさなどを紹介して行きます。 童話作家だけあって文章も実に丁寧です。 型どおりの文章にならないこと、絞りこんで書くこと、新しい情報であること、主人公の設定について、 物語のパターンについてなどラノベにも使えそうな手法も幾つか出ています。 様々な年代(若い女性や中年女性など)に合った童話の書き方や ちょっとしたアイディアの作り方も出ています。 また、著者以外の二人の作家のメッセージもあります。 その他にも、書くことのすすめ、プロを目指す人たちへのアドバイス、 コンテストに応募する時の注意点、出版する時の心構えなども出ています。 あと、パソコンだからこその変換ミスが多い、など今の時代に必要な情報も幾つか出ています。 最後の部分には応募先の一覧が出ています。
あと、内容の半分が著者の半生のことで占められているような感じです。 童話の書き方について出るのは後半になってからです。 『童話を書きたい人のための本』のご注文はこちらから>>> |
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児童文学の書き方
今ここではない、もっとはるかな世界への憧れをいだきつつ遠くへ旅していくことが、児童文学である。 児童文学の着想、推敲、手法など、創作の方法を解説。
物語の構想と構成、空想物語と幻想物語について、長編と短編の作り方など、 児童文学の書き方がいろいろ出ています。 文章も簡単で、内容にまとまりがあるのでとても読みやすいです。 民話や他の作品を基にストーリーの作り方が紹介されていたり、 文章の修正前と修正後の例もたくさん出ているので、非常にわかりやすいです。 最後のところには、児童文学の創作に参考となる本も紹介されています。 一言で言うと、児童文学を書く時に必要な事が濃縮された感じの一冊です。 児童文学は子供(小中学あたり?)が対象ですので、 書く時の手法もラノベと共通している部分が多いかもしれません。
ネットを探すか、古本屋か図書館に行けばあるかもしれません。 『児童文学の書き方』のご注文はこちらから>>> |
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絵本の書き方―おはなし作りのAからZ教えます
読み手の特性、プロットの立て方から、イラストレーターとの共同作業の進め方、 原稿持ち込みのコツまで、多くの絵本を手がけたベテラン編集者が実例を挙げ、 具体的にレクチャーする、絵本作家になるためのパーフェクト・ガイド。
出だしの書き方やストーリーの盛り上げ方、キャラの作り方などの説明が詳しく書かれてあります。 初心者のためのアドバイスから出版まで、 絵本の書き方の全てがこれ一冊に書かれてあるといっても過言ではありません。 本来は絵本作りのための参考書(?)ですが、ライトノベルを書く時にも役に立つかもしれません。 「今かかえているアイデアは本当にすばらしいのか、それとも見かけだおしなのか…… それを見わけるカンを養わなくては」とか、 「アイデアや新しさだけでは足りない」、「適切な出版社へ」、「二作以降をどうするか」、 「自分の名前を読者に印象づけるためには、短期的にできるだけ多くの作品を発表する必要がある」 など(あくまでも個人的な意見ですが) これはラノベを書く時と共通するのではないか? と思われる部分もあります。 値段もお手頃ですし、文庫本なので持ち運びにも便利です。 また、絵本の書き方の本も珍しいので、ある意味貴重な一冊といえます。
「絵本の物語はシンプルでなくてはならないので、それだけしっかりした構成が要求される。 小説家なら、三ページにわたって風景描写を続けても、読者にあきられずにすむが、 絵本作家にはそんな贅沢は許されない。 ジャーナリストなら背景の説明に何千語も費やせるが、 絵本作家は直ちに本題に入らなければならないのだ」とか、 「優れた絵本の文章は全く無駄がないので、一時間もあれば書けそうに思えるが、 それは幻想にすぎない」など絵本作りの難しさについてもいろいろ出ています。 なので人によっては、それなら小説を書いたほうがいいかな? と思ったり、 絵本を書く事をためらってしまうかもしれません。 どちらかというと、絵本作家を本気で目指している人向けですね。 あと、ところどころに、似たような感じの内容も多いため、途中で読み飽きてしまうかもしれません。 『絵本の書き方―おはなし作りのAからZ教えます』のご注文はこちらから>>> |
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童話の書き方
そして童話を書きたいと願っているなら、本書をどうぞ! 書き方から投稿の気構えまで、すべてが網羅されています!
これは10歳未満の子供と10代の少年少女向けの小説の事をさしています。 想定している内容はライト・ノベルと概ねかぶります。 アメリカの作家が、アメリカの作家志望の人々の為に書いた本ではありますが、 アメリカ人が書いたハウツー本だけあって内容がいたって論理的であり、説得力を持ちます。 アイデア・プロットのまとめ方、ストーリ・テリングの手段、本のまとめ方、推敲のチェックポイント、 スケジュール管理、編集との付き合い方まで、 小説出版までの全てのプロセスを実践的に網羅しています。 下記は内容の抜粋ですが、 著者はプロットを組み立てるために下記の観点から考えよと、十二の秘訣を挙げています。 これだけでも創作者にとってはかなり貴重な情報ですのでご参考までに。 他にもたくさんのお役立ちノウハウが満載されております。 1. 主人公は誰なのか? 2. その敵役は誰なのか? 3. 他にどういう人物が出ているのか? 4. 主人公が望んでいることは何なのか? 5. 望みを達成すると言うことは彼にとってどのような重要性があるのか? 6. 主人公が目標に到達するのを、どのようにして敵対者が妨害してゆくのか? 7. 主人公はこの障害に対してどんな行動をとってゆくのか 8. 最初の行動を引き起こした結果はどうなるのか? 9. 闘争は何をもたらすのか? 10. クライマックスは何か? 11. 主人公は目標を到達したか? 12. テーマは何か?
Amazonや楽天ブックス といった大型インターネット書店でも取り扱いできない状態なので、 古本屋を探すしかないかもしれません。 著者は当該書の出版以前に亡くなっておられ、 原書はWriters Digest Books社よりArnold Madison氏の増補を受けた形で出版されています。 類書としてベストセラー小説の書き方、ミステリーの書き方 がありますが、 ことライト・ノベルのハウツー本としての出来を評価すると、 当該書に比べ一歩譲ると言わざるをえません。 ライト・ノベルでのビジネスの成功を考えるなら、 講談社様には是非とも当該書の再販をしてほしいと思います。 |
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