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小説ハウツー本

心構えから小説を書く段階まで、プロが実際に行なっている手法がわかる実践的な本。

五代ゆう&榊一郎の小説指南

 著者:五代ゆう/榊一郎
 出版社:ホビージャパン
 サイズ:ムック/256p
 発行年月:2007年07月
 本体価格 952円 (税込 999 円)

hatoさんのオススメ!

■ 解説                            

 ノベルジャパンで好評連載中の「五代ゆう&榊一郎の小説指南!?」が単行本化。
 人気作家ふたりが語る内容は、小説家になりたい人や小説家が、
 どんなことを考えているか知りたい人は必見!
 心構えから小説を書く段階まで、ふたりが実際に行なっている手法がわかるので、非常に実践的。
 さらには、本編で出たアイデアにしたがって書かれた描き下ろし小説も掲載されていて、超お得!
 この小説を読むためだけでも買う価値アリの1冊です!!


■ hatoさんからの書評(良かった点、役に立った部分など)    

 小説指南と書かれていますが、どちらかといえば小説を書く上での心構えの方がメインになっています。

 心構えというと馬鹿にする人もいるかもしれませんが、そういう人にこそ読んでもらいたい一冊。

 中身は五代ゆうと榊一郎の対談形式で書かれていて、軽いテンポで読んでいけます。
 軽いくせに書いてある内容は凄く濃い。
 

 先ほど心構えと書きましたが、アマチュアが小説を書く心構えでなく、
 プロとして小説を書く心構えを説いているところがこの本の凄いところ。
 自己表現の手段としての小説なら書くな、とかかれていたりします。

 実践的なところとしては、三題噺を対談しながら作って行ったりもしています。
 最後におまけで完成形の小説もついています。

 この本を読んでいくと、今まで見ていたものが少し違って見えてくると思います。

 小説家とは? 1000円と他の指南書に比べると少し高いかもしれませんが、中身は本当に濃いです。
 私としては1000円だったらお買い得に感じます。
 疑っている人は第一章だけでも読んでみてください。

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好奇心、観察力、感性があれば、小説は書ける!

小説を書きたい人の本

 著者清原 康正
 出版社:日本放送出版協会
 サイズ:新書/189p
 発行年月:2002年05月
 本体価格 640円 (税込 672 円)

代打ミントさんのオススメ!

■ 解説                            

 カルチャーセンター小説教室担当者が小説を書く上での基本を指南。
 陥りがちなポイントを実例を挙げてわかりやすく分析する。
 書く前の心構え、テクニックを含めた創作のポイント、
 各種新人文学賞に応募する際の諸注意など。


■ 代打ミントさんからの書評(良かった点、役に立った部分など)

 この本は新人賞へ応募することを目的とした部分まで書いてあるんで、
 推敲のコツがのっていて、推敲が苦手なあたしには役立ちました(第三章)。
 
 作品の完成度を高める推敲のコツや、新人賞時の選考のポイントもかいてあり、
 新人賞に出そう考えているならおススメできます。


 ちなみに、ライトノベルではないのですが、
 主要公募新人文学賞一覧表というのが巻末に載っています。
 他の本と、書いてあることは似ています。
 
 けど、『CHECK POINT』と表がページごとにでているので、
 付箋をはっておけばパパッと見たいところだけ簡単に分かっちゃうんで便利です。


 それと、初心者が陥りやすいポイントを例文を挙げてアップしており、気をつけようと思えますし、
 トリビアが少しだけのっていて、ほっと息抜き。おススメですよ。


■ この本の欠点、残念なところはどこですか?          

 美点でも述べたとおり、他の本とかいてあることがあんまり違わないところですかね……。
 あと、創作力を広げるトレーニングは、人によっては実践できません。

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作家デビューの夢を現実のものとするためには何が必要か?

実戦 小説の作法

著者佐藤 洋二郎
出版社:日本放送出版協会
サイズ:新書/189p
発行年月:2002年05月
本体価格 640円 (税込 672 円)

中澤さんのオススメ!

■ 解説                            

 作家デビューの夢を現実のものとするためには何が必要か。
 初めて小説に挑戦する人でも一作書き上げられるように、
 最低限知っておきたい基本技術を紹介。
 さらに作品のレベルアップに不可欠な文章作法から、
 投稿雑誌の選択にいたるまでの実戦的なノウハウを指南する。


■ 中澤さんからの書評(良かった点、役に立った部分など)   

 小説の技術として、文章をつくる方法と作品を作る方法のふたつがあります。

 これにより文章で悩んでいるときと、作品を作るときに悩んでいるときのアドバイスが、
 それぞれいただけるようになっています。

 また、「いい小説」を書くための準備として、
 毎日書くことや、基本は読書であることが述べられています。

 
 作家の心得として、文章修行の今昔や編集者といかにつきあうかについても述べられており、
 コンパクトに作家になりたい人の情報がまとめられています。


■ この本の欠点、残念なところはどこですか?          

 189ページの薄い本なので、深い内容の記述はあまり多くありません。
 初めてハウツー本を買う人には、お手ごろな本なのではないでしょうか。

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