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  4. 「続ける」技術公開日:2015/01/28

「続ける」技術

ジャンル:モチベーション
著者:石田 淳
出版社: フォレスト出版
サイズ: 単行本
ページ数: 167
発行年月:2006年10月30日
ラノベの王女様さんのオススメ!

■ 解説

 性格も、精神力も、時間も、年齢も、お金も関係なし!あなたの「行動」に着目すれば、もうムダな挫折感を味わうことはありません!アメリカ発の「行動科学マネジメント」を使って「継続は力なり。」をあなたのものにする!3日坊主にならない「とっておきのコツ」を紹介します

■ ラノベの王女様さんの書評2015/01/28

 作品を書き上げないといけない。でも手が動かない。
 書かなきゃいけないことは理解しているのに、ついついまとめサイトやニコ動で無駄な時間を使ってしまう。
どうすればこの環境を打破できるのか。

 従来は「意志が弱いから」と性格の問題に還元されていたけど、『「続ける」技術』では別のアプローチが取られてるわ。
 物事が三日坊主で終わってしまう原因。それは「行動」に焦点を当てていないから。
 「不足行動」と「過剰行動」のコントロール不足が元凶だったの!

 「不足行動」とは、増やしたいのになかなか増やせない行動のこと。「毎日一話ずつ投稿しよう」とかね。
 どうして増やしにくいかというと、すぐに成果が確認できないから。今書いてるレビューもそう。
 もう何十本も投稿し続けてるけど、文章力や一度に書ける文字数が向上したって実感がまだないもの。

 対照的なのが「過剰行動」ね。減らしたいのに減らせないのがこっち。
 減らせないのは望む結果を一瞬で得られるから。
 気になるサイトがあればワンクリックで行けるんだもの。誘惑されるのも仕方ないわ。

 さて、そんな二つの行動をどうやって制御するのか。
 答えはシンプルで、「物理的に環境を変える」よ。
 執筆の習慣付けをしたいのであれば、毎日決まった時間に小説投稿サイトにアクセスすればいい。
 他のサイトに立ち寄ってしまうのであれば、お気に入りから削除してしまえばいい。
 これなら嫌でも継続せざるを得ないでしょ?

■ この本の欠点、残念なところはどこですか?

 「実践前の三日坊主な自分」と「実践後の継続する自分」だけで、「実践中の成長している自分」が書かれてないのがね。
 過程を描くことによって説得力が増すんじゃないのかしら。

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