ラノベで女体化(TS)はウケない?/新人賞下読みが回答

この記事は約2分で読めます。

2015/04/14(Tue) 08:19:00の質問

ヒースと言います。質問させていただきます。
私はいわゆる「女体化・男体化」(性転換物)といったジャンルが好きで新人賞にだそうかなと思っています。
しかしラノベでそのジャンルの作品はみたことがありません(漫画でもなかなか見かけませんが)。
ラノベで「女体化・男体化」ってどうなのでしょうか?

スポンサーリンク

●下読みジジさんの回答

女体化については、応募作では見かけないこともないジャンルですが、少なくとも私はまだ良作に出逢った経験がありません。

これは女体化と男体化はまだまだ文化として成熟しておらず、お手本になる作品が少ないということが原因かもしれません。
ラノベは特に応募者の年代も若いですので、このお手本がない状況だと手を出しにくい・いいネタを思いつく取っかかりが得られないということに繋がるのかも……などと思います。

男の娘は一定の地位を得ていますので(うまくキャラとして仕立てられているかはともかく)、開拓の余地はあるジャンルかと思います。ただし男女問わず、意外なほど多くの層が同性愛やトランスジェンダーを想像させるネタを受け付けない現実は意識しておくべきです。

とにもかくにも、物語を構成する一要素としてどのように見せるのか? ここが重要になるものと考えます。

女体化ラノベは『俺、ツインテールになります。(ガガガ文庫)』 (2012/6/19刊行)が代表格ですが、受賞作なら雪川轍氏の『クロスワールド・スクランブル (GA文庫)』 (2014/9/11刊行)が存在します。

未読でしたらぜひご一読ください。

コメント募集!

あなたは『ラノベで女体化(TS)はウケない?』という質問について、どう思いますか? コメントをいただけるとありがたいです!(研究に参加ください)

タイトルとURLをコピーしました