大賞受賞作品を創作の参考にする時のポイント/新人賞下読みが回答

2015/07/06(月曜日) 07:52:19の質問

やまと申します。今回、自分の認識の再確認をしたく、質問させて頂きたいと思います。

質問したい内容は「書籍化された大賞受賞者の作品はどれくらい参考になるか?」です。

個人的には、書籍はあくまでも加筆修正の行われたものであり、応募原稿ではないので参考にならない……と考えています。
どのようなアイデアが用いられたかは、ともかくとして。

よろしければ、御教授ください。

●下読みジジさんの回答

 質問したい内容は「書籍化された大賞受賞者の作品はどれくらい参考になるか?」です。

これは以前他の方にもお返事していますが、なります。

 個人的には、書籍はあくまでも加筆修正の行われたものであり、応募原稿ではないので参考にならない……と考えています。

この部分はまったくそのとおりなのですが、基本的に応募作は「1冊完結」で作られています。

たとえ続刊仕様に改稿されていたとしても物語の大筋は変わりませんし、プロの作品のように続刊前提の話作りにはなっていないので、1作完結が求められる応募作の構成資料としては十二分に使えるものなわけです。

「ネタ」、「構成」、「伏線」、「キャラ」、これらに注目し、賞で求められる大まかなレベルを知るための資料として受賞作を読んでみるのもよいかと思います。

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コメント

  1. GM91 より:

    ご質問に対する回答としてはジジさんの仰るとおりだと思います。
    ただ、質問者さんの疑問についてちょっとだけ補足です。

    要するに、「受賞した状態」そのものではないから参考にできないのでは?
    ということを気にしておられるのだと思いますが、そこに誤解があると感じました。

    受賞作を出版時に改稿したとして、それは、完成度を上げるための手直しなのであり、その賞の作品として「より望ましい状態」に仕上がっている、と見るべきなんじゃないでしょうか。

    逆に言えば、受賞作もプロの編集者からすると「まだ直す余地はあるけど、これくらいならなんとかなるか」という判断込みで選定されていると思います。
    ※芥川賞みたいにすでに発表済みの作品をノミネートする方式の賞は別ですが、大概の新人賞は「未発表原稿」のはずです。