恋愛要素は未来永劫ラノベの必須要素である/新人賞下読みが回答

2015/10/02(金曜日) 06:16:36 トリアコンタンさんの質問

トリアコンタンです。いつも大変お世話になっております。
以前に頂いたアドバイスのおかげで先日、無事に作品を投稿することが出来ました。

今回お伺いしたいのが、「恋愛要素」についてです。
以前に、男子向けライトノベルにおいて、主人公とヒロインの恋愛要素はジャンルにかかわらず、ほぼ必須であると仰っていたかと思います。
私も個人的には賛同したいのですが、ここ数年は若者の恋愛離れや草食化、絶食化がしきりに叫ばれてるのが現状です。

もちろん現実と創作は別です。しかし恋愛離れが強がりでないとしたら、創作の恋愛要素に対する需要についても影響は不可避と考えます。
私は、自分の中のテンプレートに、主人公とヒロインが共通の課題を解決していくなかで生まれる恋愛というのを組み込んでいて次回作でも使おうと思っています。

しかし、恋愛要素に対する需要が今後低下していくのであれば、必要に応じて「友情」や「家族愛」などに組み替える必要があるかなとも感じています。

ジジさんは、現状あるいは数年先における「恋愛要素」に対する需要はどの程度あるとお考えでしょうか?

●下読みジジさんの回答

ジジさんは、現状あるいは数年先における「恋愛要素」に対する需要はどの程度あるとお考えでしょうか?

今と変わらず、高い需要を維持していくものと考えます。

なぜならエンタテイメントにおける「恋愛」とは「未知なる理想」であるからです。

たとえばラノベのメインターゲット層である中高生男子ならびに大きなお兄さん、彼らの多くは恋愛未経験者です。
彼らは未経験者だからこそ女子という「知らないけど超いいもの」を求めるものです。

そして同時に、「知らないから怖い」心情も存在します。うっかり手を出したら傷つくんじゃないか? という怖れですね。草食系という人々を研究するとこのあたりがひとつの傾向になってくるのですが、ともあれ。この怖れに障らないためには、「女子」というものが「自分を積極的に受容してくれる」ことが必要となります。好かれる努力をして空振りしてしまったら目も当てられませんし。

そしてこの需要(欲望)は、基本的に時代や社会風潮と関係なく存在するものです。
ですので、いつの時代であれ、現実問題が存在しないからこその理想論の供給が望まれるわけです。