他の作家志望をバカにしたり夢を諦めてしまう心理の罠/新人賞下読みが回答

この記事は約2分で読めます。

2015/10/03(Sat) 01:32:20 ティアラミスさんの質問

こんばんわ、ティアラミスですわ。『創作知識に縛られるデメリット』のお返事ありがとうございます。

>   そんなので、楽しい作品なんか書けるかと思うのと同時に、ビジネスやセールスのノウハウを、活かせば、テンプレ作品でも売れると思う作り手、いいえ、輩に、言葉悪いですが、読者をなめるな!と叫びたくなるよう気持ちでいっぱいになります。

この部分ですが、以前にも申しましたとおり、プロは結果がすべてです。テンプレで売れるならテンプレを書くことが絶対正義です。

私が、言いたかったのは、プロというより作家志望者に対してです。まだ、スタートラインにすら立っていないのに、くだらない知識で諦めたり、相手を侮る姿にイライラすることがあります。
それについて、聞きたかったのですが……余計な文章を入れすぎましたわね。

スポンサーリンク

●下読みジジさんの回答

人間は「自分の横に並ぶ人間を意識する」ものです。これは学校社会における「クラス」を考えていただけるとわかりやすいでしょうか。

同じクラスというくくりの中にいるからこそ、その中で自分の立ち位置を探り、自分より上の立ち位置にある者に嫉妬し、下にある者を侮ってそのコンプレックスをなぐさめます。心の平安を保つため自分の立ち位置に無理矢理納得したり、上へ行こうとあがくことをあきらめることもその一環ですね。

なにが言いたいかと言えば、ティアラミスさんが苛立つことは、社会のあらゆる場所でごく普通に起きているのだということです。
そして、そうだからこそその苛立ちに捕らわれることなく、ご自身の目ざすものと向き合っていただければと思うわけです。

まあ、プロになってもこの問題は終わらないのは辛いところですが。
なにせ横にいる他のプロは、自分よりも売れていたり能力が高かったり重用されたりしているものです。
それでもなおプロであり続けるためには、程度の低い自己承認欲求や自己防衛に構っているひまなどありません。

と、長々と繰り言を申しました。かるく読み流していただければと思います。

タイトルとURLをコピーしました