嗜好(やりたいこと)と結果、どちらを優先すべき?/新人賞下読みが回答

大沢朔夜さんの質問2016/02/02

ジジさま『苦手なことがやりたいことだった場合、どうする?』の回答ありがとうございます。

自分の嗜好=「書きたいもの」を必ずしも否定する必要がないと言っていただき、勇気づけられました。
やはり良質のアウトプットをするためには、大量のインプットをする。その基本が大事ですね。

ただ困った点が、なるべく多くの作品を新人賞へ投稿したいと思っていることです。具体的には、近日投稿する予定のものが一本あり、また来年度に三本投稿する予定があります。

幸い、作品アイディアのストックはあります。よってバトルもののインプットをしている間はバトル要素がない作品を書いたり、バトルものでも未熟なりのアウトプットの経験、悪く言えば肥やしとして書いたりしたほうがいいのか、もう少し突っ込んだアドバイスをいただけると助かります。

●下読みジジさんの回答

自分の嗜好=「書きたいもの」を必ずしも否定する必要がないと言っていただき、勇気づけられました。

ただでさえリターンの少ない世界ですので、嗜好まで否定してしまうと確実に書き続けられなくなります。
このあたりの問題により、デビュー直後に潰れてしまう新人作家はけっこうな数います。

やはり良質のアウトプットをするためには、大量のインプットをする。その基本が大事ですね。

取捨選択と言いますが、量がなければ取り上げることも捨てることもできません。まずは量です。

ただ困った点が、なるべく多くの作品を新人賞へ投稿したいと思っていることです。

内容についてはともかく、その都度本気でバトルものに取り組み、応募するのをおすすめします。

賞において上に行けなかった作品は、「上に行けなかった作品」以上のものでも以下のものでもありません。なにせ結果だけがすべての世界です。バトルだろうがコメディだろうが、勝てるものを出せなければその賞は負けて終わることになります。

受賞が第一の目標である以上、結果を出せる可能性が高いと思しき応募作を送るのは正解です。
今後より長く書き続けるため、嗜好に沿ったネタを追求するのも正解です。

どちらを選ぶかは大沢さんの権利であり、義務ですが、どちらを選んでも悔いは残ります。
どちらの悔いになら耐えられるのか、それを考えて選ぶのもよいかとは思います。