新人賞下読みがオススメするラノベ『弱キャラ友崎くん(ガガガ文庫)』

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サイラスさんの質問2016/06/03

今回もジジさんが読んだオススメのラノベや本をあげていただけるとありがたいです。

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●下読みジジさんの回答

おもしろい作品は、時代の流行2割、作者の個性8割で構成されています。この流行と個性の比率のバランスてお勧めするなら、屋久ユウキ氏の『弱キャラ友崎くん(ガガガ文庫)』ですね。

コメントはあえて避けますが、思考の種になることは保証します。

ライト文芸では扇友太氏の『龍と正義(NOVEL0)』を。

もともとMF文庫Jで賞を取った『MONSTER DAYS』という作品なのですが、本来の形はこちらだったということで、いろいろ考えさせられる作品となっています。

それ以外ですと、中島要氏の『ないたカラス(光文社時代小説文庫)』でしょうか。
中島氏は、落語的世界観を練り込んだ時代ものを持ち味にしている女性作家です。その視点から読むといろいろな発見ができる作品です。

あと、夢枕獏氏の『エヴェレスト 神々の山嶺(角川文庫)』は未読でしたらお勧めしたい1冊ですね(もともと2冊だったものが無理矢理1冊になって再販されました。映画化に感謝しています)。

筆の熱というものをダイレクトに感じられるのが魅力です。

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