戦闘シーンのコツ。攻撃に伴う感触や心情を踏まえると深みが増す/新人賞下読みが回答

焼き鳥さんの質問 2016/10/04

武器を用いた接近戦や銃撃戦などの激しい動きのある戦闘シーンを書いてもどうにもうまくいきません。
これらのシーンを面白く書くためにはどうすればいいでしょうか?

●下読みジジさんの回答

純粋なバトルということであれば、斬る、まずはそのシーンが斬る、撃つと書くだけになっていないかをチェックしてみてください。

もしそうなっているのであれば、斬ったり撃ったりするための挙動――どう踏み込むか、剣や銃をどう構えるか、どう斬りつける/撃ち込むか――を描写するよう心がけてみてください。

それに加えて、「斬る/撃つ手応え」、敵から剣を引き抜く感触/撃ち終えた銃から感じる余韻」、「斬る/撃つときの心情(敵への憎しみや、殺すことになにも感じない虚無感等)」などを挟んでいきます。

また、シーン設計の際に、「そのシーンを演じるキャラが強いか弱いか」を考えるのもよいかと思います。

強いなら、そのキャラが「強さ」をどのように考えていて、戦いの中でどう扱うのか。
弱いならその「弱さ」をキャラがどのように噛み締め、戦いの中でどんな工夫をしてそれを覆そうとするのか。

戦闘シーンでは、攻撃や防御ばかりでなく、それに伴う感触や心情を踏まえると深みが増しますね。