新人賞でパクリと判断される3要素/新人賞下読みが回答

  1. どう見ても既存作の設定に強い影響を受けた設定である(もしくはそのまま)
  2. どう見ても既存作のキャラクターに強い影響を受けたキャラクターである(もしくはそのまま)
  3. 文体がある作家の強い影響を受けている

結論

設定やキャラという作品の根幹に関わるものに色濃い類似性がないのであれば、作品の完成度を高めることを考えましょう。

ケモノ好きーさんの質問 2016/10/12

単刀直入にお聞きしますが、いったいどこからオリジナル作品は既存作品のパクリになってしまうのでしょうか?

実は、過去のスレで幾度となく皆様にお伺いしているのですが、どうしても自分の執筆中の、もしくは構想を練っている作品が、過去に日の目を見た作品、映画や漫画、小説ライトノベル等ジャンルを問わず、映像、書物のパクリになってしまっていると思えてならないのです。

既に多くの方から助言やアドバイスを頂いているのですが、未だに敏感に(過剰に……?)反応してしまいます。

その結果、思い付いたアイディアの起用や、プロット製作、執筆を断念、挫折してしまうという結果に陥り、昨今ではろくにプロットを完結させる事さえ出来ず、自己嫌悪に苛まれ、うじうじしながら日々を無為に過ごしています。

どのくらい反応してしまうかと言うと、例えば登場人物のプロットだと、名前から生年月日、物の好き好みや、体、髪の色。作中前の生い立ち等に至るまで、どこか一科目でも既存のキャラに被ってしまったり、似てしまうと(名前の場合だと、響きが似ている、過去だと、既にこういう経緯を辿ったキャラクターはいる等です)

もうそこで拒絶、あるいは拒否反応がでてしまいます。

ストーリーや設定の場合は、私はファンタジー系が好きなので、それを例に上げると、作中に現れる主人公サイド、敵サイドそれぞれの行動理由や目的。どんな存在か、や作中のルール、名称、等々なにか少しでも似かよっていたら、もう駄目です。

はっきり言うと、パクリになるのが怖くて書けない状態になってます。

ですが、既にこちらのサイトで頂いた意見によると、この業界、結構似たりよったりな作品が多いと聞きます。

自分自身後学の為に、様々な作品に目を通していますが、事実似たような作品や、まったく関係ない複数の作品の中に偶然共通点や類似した箇所を見つける事も多々あります。

ですが、いざ自分で作品を書こうとすると、どうしても上記の反応が発生し、執筆意欲、活動がフリーズしてしまいます。

気にしすぎだとの暖かいお言葉を何名からか頂いているのですが、似ているけど、自分の作品は全く別物! と言い張る事が出来ずにいます。

僅かでも共通点があると、そこを指摘され、パクリのレッテルを貼られてしまうのかと思うと……。

一体プロの方々はどうやってこんな恐怖を乗り越え、作品を世に出しているのでしょうか?

●下読みジジさんの回答

一体プロの方々はどうやってこんな恐怖を乗り越え、作品を世に出しているのでしょうか?

プロの視点を考えるより、ご自身の中での線引きを明確化するほうがよいでしょう。

ちなみに賞においてパクリ疑惑をかけられる作品とは、

・どう見ても既存作の設定に強い影響を受けた設定である(もしくはそのまま)
・どう見ても既存作のキャラクターに強い影響を受けたキャラクターである(もしくはそのまま)

になります。

他には、
・文体がある作家の強い影響を受けている
くらいでしょうか。

よほど既存作と似ているものがなければ、明暗を分けるのは「応募作のおもしろさ」です。

ですので、設定やキャラという作品の根幹に関わるものに色濃い類似性がないのであれば、作品の完成度を高めることを考えましょう。