しやさんの質問 2017/10/11
実は、ネタストックのうち、「これはおもしろくなりそう」と思える上位2つが両方とも《異世界モノ》だったりします。
片方は、異世界転移で若干情報チートあり(ただし、「この手があったかぁ~」と言わせる自信があります)
もう一方は、異世界転生の亜種にあたる《悪役令嬢モノ》です。
この《悪役令嬢》ですが、男性向けラノベの新人賞に相応しいとされているのか確証が持てません。
というのも、私の知る限り書籍化された《悪役令嬢モノ》は、女性向けレーベルか、発掘出版を主立ってやっている出版社から出版されているのみだからです。
男性向け大手レーベルではみたことがありません。
ちなみに個人的には、上手く使えば、中高生男子にこそ悪役令嬢はウケると思っています。
主に萌え的な意味で。
そうは思うものの、評価する側の認識次第で、戦略・書き方は変えなければ成果を得られないと思うのです。
それを判断する為にも、ぜひ、質問に答えていただきたく思います。
どうかよろしくお願いします。
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さて、具体的に項目に分けて質問させて頂きます。
①下読みさんの視点から、《悪役令嬢モノ》はどのようにみえているのでしょうか?
②本屋ラノベコーナーで多く棚を確保できるような大手レーベルが、《悪役令嬢モノ》を出版しない理由はどこにあると思いますか?
③過去、男性向けレーベル下読みで回されてきた公募作の中に《悪役令嬢モノ》を見たことはありますか?
あった場合、それは《珍しいケース》なのですか?
それとも《毎度、どの賞でもある程度は悪役令嬢の競合作がある》と見るべきですか?
④新人賞公募にて、《悪役令嬢モノ》を書く場合、気をつけるべき点はありますか?
下読みジジさんの回答
①下読みさんの視点から、《悪役令嬢モノ》はどのようにみえているのでしょうか?
特にジャンルで意識が変わることはありません。
気になるのは設定・キャラクター・構成、この三点です。
②本屋ラノベコーナーで多く棚を確保できるような大手レーベルが、《悪役令嬢モノ》を出版しない理由はどこにあると思いますか?
単純におもしろい作品が出てこないからでしょうね。
私自身、賞で読んだ記憶がありません。
ただ『異世界拷問姫』などの作品も普通にラノベとして存在しますので、ないわけではないということにはなるかと。
③過去、男性向けレーベル下読みで回されてきた公募作の中に《悪役令嬢モノ》を見たことはありますか?
あった場合、それは《珍しいケース》なのですか?
それとも《毎度、どの賞でもある程度は悪役令嬢の競合作がある》と見るべきですか?
これにつきましては上記したとおりです。
④新人賞公募にて、《悪役令嬢モノ》を書く場合、気をつけるべき点はありますか?
自称のおもしろさではなく、100人が読んで最低60人がおもしろいと認めるものをです。