人が創造性や集中力を最も高めやすい環境は「室内温度24度、二酸化炭素濃度450~900ppm」カフェはこの環境に近い!
カフェの方が集中できると外で執筆している作家さんは多いです。
実は、これには科学的な根拠がありました。
人が創造性や集中力を最も高めやすい環境は「室内温度24度、二酸化炭素濃度450~900ppm」だそうで、カフェはこの状態に近いのだそうです。— うっぴー/ライトノベル作法研究所 (@ranokenn) 2018年9月15日
この情報の出典は、書籍「ラクして速いが一番すごい」(2018/01刊行 著者:松本 利明)のp102。
アイルランドの総合コンサルティング企業「アクセンチュア」の研究によるものです。
二酸化炭素濃度は、低すぎても高すぎてもダメだそうです。
外気の二酸化炭素濃度は330~400ppmなので、家の中で一人で小説の執筆する場合は、少し窓を開けている程度にしておくと、二酸化炭素濃度450~900ppmに保たれやすいです。
二酸化炭素濃度が2000ppm以上になると思考力が低下し、眠気が出てきます。会社の会議室のような密閉空間で大人数で仕事をしていると、二酸化炭素濃度が2000~3000ppmまで上昇し、脳の働きが鈍くなります。
この場合は、こまめな換気が必要です。
しかし、カフェは「二酸化炭素濃度450~900ppm」に保たれやすいので、換気とか空調とか面倒くさいことを考えなくても、仕事の効率が上がっていいね!という話です。
どれくらい効果があるかというと、かの有名な世界的大ベストセラーのハリー・ポッターもカフェで書かれたそうです。
ファミレスで小説を書くとはかどるという作家も多い!
以前、お会いしたラノベ作家さんで、ファミレスに朝から晩までいて執筆しているという人がいました。その人が言うには、
執筆しかやることがないから集中できる。
環境を変えることで、気分転換になる。
適度に雑音があった方が良い。
ドリンクバーが飲み放題!
といった理由から、家で小説を書くよりはかどるそうです。また、注文すればご飯が出てくるのも楽で良いそうです。
おそらくファミレスも空調には気を使っているので、二酸化炭素濃度が高すぎるということはなく、カフェに近い環境になっていると思われます。
というわけで、小説の執筆を効率的に行いたい方は、カフェかファミレスに行って書くようにすると良いでしょう。