良い文章とは、極力、難しい漢字を使わない文章です。
ベストセラーの漢字使用率は20%以下というデータがあります。
2014年の調査でFacebookでもっとも「いいね!」される記事の漢字割合は「10%~30%」。
漢字率10~20%に押さえるくらいが、読んでもらいやすい文章です。— うっぴー/ライトノベル作法研究所 (@ranokenn) 2018年10月30日
漢字使用率10~20%が読んでもらいやすい文章!
2010年ごろよりスマホの登場により、LINEやTwitterなど短文でのコミュニケーションが日常的になり、現代人の長文読解能力は落ちつつあると言われています。
例えば、小説投稿サイト「小説家になろう」の一話あたりの文章量は、2016年くらいまでは、3000~5000文字が適量だと言われていました。
2018年現在の段階では、一話あたり2000~3000文字が適量です。
また、漢字使用率の適正数も減少傾向にあります。
読売新聞2010年11月27日付「編集手帳」よると、2010年の段階では、漢字使用率は30%前後が適正だと言われていました。以下、引用。
20%以下:締りがない文章。
30%前後:最も読みやすい文章。
40%以上:硬い感じの文章。
現代(2018年現在)は漢字使用率20%以下がベストセラーの文章です。
今後、さらにWeb小説の一話あたりの文字数や、漢字使用率の適正数は減少していく可能性があります。
小説の漢字使用率は20%を超えないように気をつけた方が良いでしょう。例えば、漢字はなるべくひらがなにする、難しい漢字は使わないなどの配慮が必要です。
原稿の漢字使用率をかんたんに調べられるツールがあるので、活用してみてください。