「駄作を作る勇気」
— うっぴー/ライトノベル作法研究所 (@ranokenn) 2019年1月11日
良い作品を作ろうとしないと良い作品はできないけれど、失敗が怖くなって一行も小説が書けなくなることがあります。
ここで必要なのは「失敗してもいいじゃない」と自分を許すことです。
実際に、どんなに才能がある人でも発表した作品がすべてヒットするということはあり得ません
例えば、なろうから何作品も書籍化されているある作家さんは、ランキング上位作品を徹底的に研究して、これはイケると思って発表しても、実際にヒットするのは3作中1つですと語っていました。
私の知り合いのゲーム開発者さんは、20本ゲームを作ってヒットするのは1本ですと、言っていました。
漫画の神様「手塚治虫」も失敗している!
漫画の神様と言われた手塚治虫も、売れなかったマイナーな作品をいくつも出しています。
例えば、文豪ドストエフスキーの名作『罪と罰』を漫画化しているのですが、あまり売れなかったようです。
神様が文豪の作品を漫画化しても、ヒットするとは限らないのがクリエイティブの世界です。
最強なのは「失敗する勇気を持った人」
創作というのはダーツに似ています。
腕を上げれば狙った的に当てやすくなりますが、100発100中とはいきません。
そこには運の要素が絡んできます。
では狙った的に当てるためにはどうすれば良いかというと、ダーツの矢を投げまくれば良いのです。
投げまくれば腕が上がるので、ヒット率は上昇しますし、偶然、大ヒットすることもあります。
つまり、最強なのは「失敗する勇気を持った人」ということです。
肩の力を抜いて楽しく小説を書いてください!