心理学者アドラーは、中学生の時に数学が苦手で落第しています。
— うっぴー/ライトノベル作法研究所 (@ranokenn) 2019年1月17日
しかし、偶然、教師が解けなかった問題を解いてしまったことがきっかけとなって、数学が楽しくなり成績がどんどん伸びました。
「あの経験は、『特別な才能』や『生まれながらの才能』という言葉の間違いを教えてくれた」
byアドラー
漫画『バクマン。』によると才能がなくても成功する漫画家の条件は
1・自惚れ
2・努力
3・運
だそうです。
人間は勘違いでも良いので、自分はできる!才能があると思い込むと、その分野に強くなります。
自分は大したことがない人間だと思いこむと、本当に大したことがない人間になってしまう!
逆に自分は大したことがない人間だと思い込むと、努力しても無意味と考えて、本当に大したことない人間になってしまうことが心理学的にわかっています。
自己卑下するくらいなら、自分は天才だ!と思い込んだ方が100倍良いのです!
ラノベ新人賞で三次選考まで行った人
「本屋さんに並んでいる作品を見ると自分がこの中に入って行って勝負できるか不安になります」
ベテラン作家さん
「俺の方がおもしろいぜ!くらいに自信満々に思っている方が良いよ」
自惚れているくらいの方が、良い作品を書けるそうです。
あなたを褒めてくれる認めてくれる環境に身を置こう!
自分には才能があると思うためには、褒めてくれる人のそばに行きましょう。
夏目漱石は芥川龍之介ら、たくさんの有名な作家を育てていますが、そのコツは弟子を褒めまくることでした。
夏目漱石に褒められたことで自分には才能がある!とみんな思い込んでがんばるので、実際にスゴイ小説家になってしまう人が続出しました。
私がプロ作家になった人に話を聞くと、プロになれた理由は「兄弟から小説を褒められたから」「作品を褒めてくれる人がそばにいたから」と答える人が何人かいました。
人間は能力を認められると、自分はできると思って、能力が伸びる傾向があるのですね。