小説を読むのは苦手だけれど小説を書きたい人は、映画や海外ドラマを見ると良い作品が書けます!

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映画を見ることはシナリオの最高の勉強です!

ラノベを5作品しか読んでいないのに、ラノベ新人賞を受賞しました。という人がいました。
そんなバカな!と思ったら、映画は1万本近く見てきたそうです。
その人は今では年間10冊も本を出しているので、映画を見る価値は高いと言えます。

小説家だけでなく、大ヒット漫画家にも映画ファンが多いです。

ドラゴンボールの作者、鳥山明は若い頃、週に3回は映画館に通っていたそうです。
漫画ワンピースのキャラクターは、映画のキャラクターや映画俳優をモチーフにして作られています。

私が、プロ作家さんに役に立った創作ハウツー本はありますか?とインタビューして回ったところ「ハリウッド脚本術」などの海外のシナリオ指南本をあげる人が多かったです。
これはラノベ作家だけでなく、文芸系の作家さんであっても同じです。

映画はそれだけシナリオの参考になるのですね。

「シンプルで、しかも本当に大手映画会社が買ってくれる脚本を書くための最低限のコツを教えてくれ!」

アニメはシナリオの参考にならない

逆にアニメはあまり参考になりません。
ラノベや漫画がアニメ化されるのは早くても作品が発表されてから3年後だからです。
世の中の変化は早いため、物語が流行遅れになっています。

また1クールに収めるためにエピソードを端折ったり、脚本家が原作のストーリーに改悪を加えていたりするので、シナリオの勉強には不向きです。

アニメを見るなら原作を読んだほうが良いですね。

たくさんの物語に触れている人は、それだけ良い作品を作れる可能性が高くなります。

物語は、作者の体験か触れた作品を元に生まれてくるので、たくさんの作品に触れている人は有利です。

例えば、漫画の神様、手塚治虫は1928年に裕福な家庭に生まれ、当時の子供が触れることのできなかった漫画や本、演劇などの文化をたくさん吸収できました。
これが後の成功に繋がったと言われています。

小説を書くのは将棋に似ています。
将棋は、定石と呼ばれる「この状況ではこうしたら100%勝てる」最適戦法があって、これをいかにたくさん知っているかが勝負を分けます。

小説の場合も「この状況ではこうしたらおもしろくなる」最適テンプレがあって、これをたくさん知るために映画や小説を読むのですね。

ただ、仕事などで疲れていると小説を読むのはキツイです。
映画や海外ドラマなら、横になって見れますし、Amazonプライム・ビデオなどで低額で視聴できるので、シナリオの勉強をするにはもってこいです。
今日から映画を見てみませんか?

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