読者にとってマイナスとなる要素をいかに排除するか?という観点で物語を作る

脳科学者の中野信子さんによると、アイディアを次から次へと出すために有効なのは、「アイディアを人に話すこと」だそうです。
何か小説のネタを思いついたら、家族や友達に話すようにすると、アイディアがマシンガンのように出やすい脳になるそうです。

ネタを安心して相談できる人、場は貴重。

というわけで、昨日、オンラインサロン「エンタメノベルラボ」の小説プロット勉強会を行いました。
ラノベを書いてみたい編集者さんも参加し、現在の売れ筋を集約したプロットを作ってきて、プロ作家さんと意見交換していたのですが、プロがどのように物語を考案しているのか、直に見れて、とても有意義でした。

ノベラボ勉強会

売れ筋をとにかく盛り込むのも必要ですが、読者にとってマイナスとなる要素をいかに排除するか?という観点からも物語を考えており、相談する中で、どんどんアイディアが出てプロットが改良されていきました。

個人のやり方かも知れませんが、編集者は読者がマイナスと捉える要素に敏感な感じがしました。

例えば、命を狙われているヒロインが、大都市に住んでいるのはおかしい、学校に普通に通っているのはおかしい。それらに対して、納得できる答えを用意しておかねばならないなど。
ラノベテンプレだからと、論理的におかしいことをしていると、読者は冷めてしまうようです。

(または、読者が好きな物を否定するのではなく、肯定するような物語構成にすること。ゲームをプレイすることを肯定的に描くなど)

これは確かにその通りで、妹ハーレム小説なども、なぜ妹がたくさんいて、兄が大好きなのか?プロの作品は、納得できる答えを用意しています。テンプレだからと、そのあたりは曖昧にしていないですね。
おそらく、ただの妄想とラノベの違いはここにあるのだと思います。

ノベラボは有料会員制なので、レベルの高い人が集まっています。
昨日の参加者は23名。そのうちの4割ほどがプロであり、デビューが期待できる新人さんも数人いたので、意見交換の密度が濃かったです。
来月は20日に勉強会を行います。入退会は自由なので、ぜひ仲間に加わってください。

エンタメノベルラボ