人気のあるプロ作家は「おもしろいから見てね」と小説を宣伝します。
— うっぴー/ライトノベル作法研究所 (@ranokenn) 2019年4月11日
アマチュアは「つまらないかも知れませんが見てください」と宣伝します。
「読んでもらうという高いハードル」をクリアするためには、前者の方が効果的です。
「自信がない=つまらない」と思われます。
ラノベ作家、餅月望さんは、小説家に最も必要なのは「面白さのためならば恥ずかしさを捨てることができる、ある種の鈍感さ」だと語っています。
作家とは精神の露出狂であり、恥ずかしいからと、ブレーキを踏んでいたのでは、おもしろい物は書けないのですね。
https://www.raitonoveru.jp/cms2/2018/11/16/40734/
これは小説の宣伝についても同じであり、「つまらないかも知れませんが…」などと、批判を恐れて、及び腰になっていては読んでもらえません。
宣伝ばかりしていてはフォロワーが減りますが、宣伝する時は、例え、自信がなくても「おもしろいですよ!」と言ったほうが良いです。
商売の基本は「大本営発表」です。
実際には売れてなくても「大好評発売中!」とCMを打った方が反応が良いです。
なぜなら、人はなんとなくおもしろそう、という動機で、そのサービスや商品に興味を持つからです。
これは無料コンテンツでも全く同じです。
ネットに小説を投稿しても、まずほとんどの場合は読んでもらえません。
編集者の川崎昌平さんは「オリジナル漫画をpixivにアップしたが、数人にしか閲覧してもらえなかった」と著書で語っています。
批判よりも、読んでもらえないことを作者は恐れるべきなのですね。
・宣伝はほどほどに(やりすぎるとSNSのフォロワーが減る)。
・宣伝するときは、自信がなくても「おもしろいですよ!」と言う。
この2つが基本です。
自分の小説を紹介するときは、セルフプロデュースを意識して、程よく誇張した表現で、「おもしろいですよ!」と宣伝するのがベストですね。 https://t.co/vHMqGuVTQX
— うっぴー/ライトノベル作法研究所 (@ranokenn) 2019年4月11日