LINEのキャプチャ画像の無断転載は著作権侵害!小説にメール、LINEのやり取りを無断転載してはならない。

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LINEやメールのやりとりを相手の許可無く、Twitterにアップしたり、小説の中で使用するのは著作権侵害となります。
実際に、出版された小説の中に作家・三島由紀夫の手紙を無断で掲載したとして、訴えられた事例があります。

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三島由紀夫手紙公表事件

1998年3月20日に刊行さた小説『三島由紀夫――剣と寒紅』に、三島由紀夫が作者に送った15通の手紙全文が載っていました。
発売の4日後、三島の遺族から作者は「手紙を無断で掲載・公表、複製するのは著作権侵害である」と民事裁判を起こされ、出版の差し止めを求められ、敗訴しています。

手紙は著作物

手紙

著作権法による著作物の定義
「思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう」

三島由紀夫手紙公表事件で裁判所 (東京高裁2000年5月23日判決) は、三島由紀夫の手紙は、本人の思想または感情を創作的に表現した物なので、著作物であると判定しています。

LINEやメールを無断転載するとどんなペナルティを受ける?出版差し止め。損害賠償

スマホ

三島由紀夫手紙公表事件で、作者は三島の遺族から告訴され、小説の出版差し止め、損害賠償の請求を受け、東京高裁でこれが認められています。
作者は500万円の損害賠償を命じられ、控訴しました。

法律の解釈は過去の判例が適用されるので、LINEやメールのやり取りを無断掲載した場合も、訴えられたら、こういったペナルティを受けるリスクが非常に高いと言えるでしょう。

メールやLINE、手紙の内容は引用も認められていない

ダメ

著作権法32条1項には「 公表された著作物は、引用して利用することができる」と書かれています。逆に言えば、未公表の著作物は引用してはならないということです。

Webサイトの記事や本などが「公表された著作物」となります。
メールやLINEのやり取りは、世界に公表することを目的としたものではないので、引用をすることはできません。

メールやLINEのやり取りをネット上にアップしたり、小説やシナリオの中で使いたい場合は、必ず相手の許可を取りましょう。

注意
LINEの一行程度のごくごく短い文章の場合は、創作物として認められないケースもあります。しかし、無断転載はプライバシーの侵害、場合によっては、肖像権の侵害、個人情報保護法違反といった別の問題も発生しますのでやってはいけまん。
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