小説の書き方講座。既存のキャラをモチーフにオリジナルキャラを作る方法

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キャラ作りのコツ。キャラの人生を想像する

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キャラクターは既存のキャラをモチーフに作る

キャラクターを作る際は、既存のキャラをモチーフにするのが良いです。

生い立ちの設定を変えたり、新しい要素(妹、魔王、奴隷)などを追加したり削除したり、物語に合わせて性格や口調を変えれば、まったく別のキャラになります。

0から新しいキャラを考えるのは、まず不可能ですし、そのようなやり方は、魅力的でないキャラを生み出してしまう危険性が高いです。

漫画家の久世みずきさんは、その著書『人気漫画家が教える!まんがのかき方 2 背景・キャラクター応用編』(2016/11 刊行)で、オリジナリティのあるキャラの作り方を解説しています。

それは既存のキャラに自分の考えた新しい要素を足したり、2つのキャラを混ぜてまったく違うキャラを作ることです。

これは小説でもまったく同じです。

ラノベ作家、小鈴危一さんは「キャラクターをどのように考案、作成されていますか?」という質問に対して、以下のように答えています。

自分で考えることはあまりなく、いわゆる「よくあるキャラ」を原型にする場合がほとんどです。
それでも、設定を付け足していくうちにある程度は独自性が出てくれます。
なろうから書籍化されるためには流行、タグ、タイトルの集客性が重要!ラノベ作家・小鈴危一さんに18の質問。
小鈴危一と申します。 第7回ネット小説大賞において賞をいただきまして、2019年7月31日発売の『最強陰陽師の異世界転生記 ~下僕の妖怪どもに比べてモンスターが弱すぎるんだが~』(Mノベルス)にてデビューする運びとなりました。 ライトノベル...

私が複数のプロ作家さんに教えてもらったオリジナルキャラを作るコツは、そのキャラの生い立ち、人生を想像することです。

キャラは物語の中で生きていて、18歳で登場させたとしても、それまでに歩んできた人生があります。

「なぜこのキャラはこういう性格なのか?」生い立ちを想像して決めると、キャラクターに独自の個性が出てきます。

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