ラノベとなろう小説の3つの違い。エロ要素/主人公の扱い/読者層

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ラノベとなろう小説の違い

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ラノベの特徴

  1. エロ要素がある
  2. ヒロインが主人公を罵る
  3. 読者層が10代から20代の男性。

なろう小説の特徴

  1. エロ要素がない(なろうは収益を広告に頼っている関係でエロがNG)
  2. ヒロインは主人公の奴隷、配下であり、主人公に絶対的な尊敬を捧げている。主人公をイジったり罵ったりしない。
  3. 読者層が30,40代の男性

1は、絶対的な基準。

2と3は、大まかな傾向です。
なろう小説は構造がシンプルであるため小学生にも好まれていると言われます。

ラノベはヒロインが主人公を罵る!なろうはヨイショする!

ラノベはヒロインが主人公と親密であることを示すために、主人公を攻撃したりイジったりします。
なろうは主人公をヨイショしなくてならないので、やりません。

例えば「転スラ」のリムル様や「オバロ」のアインズ様を罵るようなヒロインは登場しません。絶対的支配者である主人公(読者)に対して不敬だからです。

しかし歴代で最も売れたラノベ「とある」シリーズでは、主人公の上条当麻はヒロインに噛みつかれたり、レールガンを撃ち込まれたりします。

ヒロインから尊敬されていないのです。

なろう小説のメイン読者が30代から40代の男性であること。
ラノベは10代から20代の男性であることが大きく関係していると思います。

若い男性にとっては、美少女と仲良くなることは大きな関心ごとですが、30代以上になると、尊敬されたい願望の方が上回るのだと思われます。

なろうから書籍化された大ヒット作「リゼロ」「このすば」は、ヒロインが主人公を罵ったりしますが、どちらも対象読者が10~20代向けの作品であること(文庫)などから、ラノベとなろう小説の境界はあいまいです。

ラノベの特徴

  1. エロ要素がある
  2. ヒロインが主人公を罵る
  3. 読者層が10代から20代の男性

1以外は、あくまでこのような傾向が強いという程度だと考えてください。

ラノベはなろうとの差別化のためにエロ要素が強くなる傾向があります。

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