- 読者に馴染みが深い、ゲームっぽい世界観にする。
キャラのステータスが表示されるなど。 - 理解しやすいように設定はなるべくシンプルにする。ありきたりでOK!
読者は独自の世界観や設定にほとんど興味がない。 - 設定の説明は必要に応じて最小限にする。
長々とした解説は読み飛ばされる。
なろう系ラノベの世界観作りのコツ
なろう系ラノベはゲーム的な設定の世界観が基本です。登場人物のスキルやステータスが表示されたり、レベルアップしたりします。
これはゲームで遊んでいる読者に馴染みが深いものなので、理解しやすく、説明も最小限ですみます。
読者は独自の世界観などにはあまり興味がないので、なろうやラノベを書く場合は、ゲーム的な世界観を基本にしましょう。
世界観や設定は、ありきたりでOKです。
読者が最も興味があるのは、主人公がいかに活躍するかです。
主人公とは読者の分身です。読者は主人公になりきって物語を楽しみます。
これに関係ない設定に凝るのは逆効果です。
小説の完成度を高めるのに必要なのは、不必要な情報を削ることです。
設定はなるべくシンプルにわかりやすくしましょう。
なろう系ラノベの設定解説のコツ
説明は必要に応じてエピソードに絡めながら最小限にしていくのがコツです。
例えば、長らく大手小説投稿サイト『小説家になろう』で総合1位を取っていた『無職転生』では、師匠から魔法を教えてもらう修行を通して、魔法の設定を解説しています。
このようにエピソードに関係ある設定を小出しにしていくのがコツです。
現在のエピソードに無関係な設定を、教科書の歴史年表のように出すと、読者に即、さようならをされてしまうので気をつけましょう。
読者は受験勉強のように、自分に興味のない知識を覚えるのを嫌います。
また、Web小説はスマホで流し読みするのが基本です。無料で読めるモノは真剣に読まれません。
スマホを使えば、小説以外にもSNSや動画、ゲームなど、おもしろいコンテンツがすぐに楽しめるので、読者は極めて集中力が低下した状態であなたの小説を読んでいます。
当然、長々とした解説は、読み飛ばされてしまいます。
真剣に読まないため、読者は3話くらい前までのことしか覚えていません。
このため、設定の説明は必要に応じて最小限に行うのがコツです。