小説の書き方講座。面白いシーンの前フリが長くて序盤が退屈になる罠

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初心者は「面白いシーン」を後に後に構成しがち

面白いシーンの前フリが長くて、前半が退屈になる罠。
初心者は「面白いシーン」を後に後に構成しがち。

例えば、学園物で目玉となる入学シーンをより面白くするために事前にヒロインと出会ってる事にしようと考えたら「面白い入学シーン」を後回しにして、ヒロインとの出会いを前フリに使っちゃう。

さらに、出会いの前にヒロインのプロフィールも紹介した方が良いと、ヒロイン視点のエピソードを追加するなどして、どんどんおもしろいはずの入学シーンが後に下がってしまいます。

結果、説明のための前フリが長くて、ツマラナイ小説という烙印を押されます。

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新人賞を受賞する小説は、序盤にキャラが「焦っている」ことが多い。

  • やばいヒロインと知り合いになってしまった、どうしよう
  • やばい奴から追いかけられている、どうしよう
  • 知ってはいけない事実を知ってしまった、どうしよう

本題に入るのが早いのが上手い人の特徴です。

初心者は、主人公が焦っているシーンの前に、主人公の背景などを説明しようとして、序盤がつまらなくなり、読者に逃げられます。
例えば、特に代わり映えしない主人公の日常描写から入るなど。

警察官の主人公なら死体の発見シーンからスタートすれば良いのに、刑事になるところからスタートしてしまう。

読者は気が短いので、最初からおもしろくなかったら即バックされます。

おもしろいシーンをなるべく冒頭に。
そのための説明はシンプルに短く、最低限の構成で行うのがコツです。

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