小説の書き方。批判に動じないメンタルの作り方。読者の声ではなく行動に着目しよう

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・読者の感想はわりと当てにならない ・感想の内容ではなく、感想数。ポイントやブックマークの数の方が大事

「小説家になろう」などでよくある話なのですが。それまで投稿してもまったく注目されなかった人が、いきなりランキング上位に入ってしまうと、批判コメントがやってきて、びっくりして小説を削除してしまうことがあります。

ここで知っておいて欲しいのは

  • 読者の感想はわりと当てにならない
  • 感想の内容ではなく、感想数。ポイントやブックマーク数の方が大事

ということです。
読者の声ではなく、行動に着目しましょう。

感想数が多い小説は、それだけ大勢の人の心に大きな感情を生み出したということ。

小説とは読者になんらかの感情体験を与えるものです。
冒険のワクワクでも。無双の快感でも。恋愛のドキドキでも良いので、何か大きな感情のうねりを読者に与え、それによって夢中にさせます。

これに成功しているのが良い作品です。

内容はどうあれ、感想が来るということは、あなたの小説がそれだけ評価されたということです。

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批判の9割は嫉妬。真に受けなくて大丈夫

編集者によると、Amazonのレビューなどで酷評されて、意気消沈してしまうプロの作家さんがいるそうです。

そういった方には「あなたの作品を黙って楽しんでくれている人が、その何十倍もいますよ」と励ましているそうです。

モチベの破壊に繋がる批判は無視しましょう。

アンチには二種類います。

・ファンであるアンチ
・嫉妬から叩く人

両方とも、実は作者の実力を認めている人です。
ファンであるアンチは、本当に事細かに作品を読み込んで叩きます。

「不当な非難は、しばしば偽装された賛辞であることを忘れてはならない」
byデール・カーネギー

モチベが落ちるような声は無視すべき

作者はどんな批判でも受け入れるべき、というのは間違った考えです。

「角を矯めて牛を殺す」という格言があります。
ささいな欠点を修正しようと叩きすぎて、その人のすべてをダメにしてしまうこと。

モチベが落ちるくらいなら、読者の意見など無視した方が良いのです。

そもそも、世間の評価などは、わりといい加減なものです。

アンデルセンは童話の王様として有名です。
彼は最初は恋愛小説『即興詩人』(1835年刊行)を書いてヒットしました。

同じ年に、童話集も発表しますが「即興詩人のような立派な小説が書ける人が、なぜ子供だましの童話などを書くのか!」と不評でした。

アンデルセンが2年後に『人魚姫』『裸の王様』を発表してから、彼の書く童話は人気となり、やがて童話の王様とまで呼ばれるようになりました。

童話の王様が書いた童話集も、最初は「子供だまし」などとバカにされていたのですね。
世間の反応は割と無責任なので、一喜一憂しないようにしましょう。

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