小説の書き方講座。小説の極意は読者の期待に沿った物語を提供すること

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小説の極意は読者の期待に沿った物語を提供すること

これはプロ作家わかつきひかる先生の講義で出てきた印象的な一言です。

・小説の極意は、読者の期待に沿った物語を提供すること

例えば「小説家になろう」にはなろうでウケる文体、ストーリーというのがあります。
これから外れると例えおもしろい小説であってもウケません。

ミステリーの新人賞になろうを送ってもダメなのと同じです。

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おもしろければ何でもOKというのは、実は間違いです。

その場所に集まっている読者、評価してくれる人の欲しがる物語を提供しなければ評価されることはありません。

「ポルノ小説はうまい小説である必要はない。エロいかどうかがすべてだ!」

ポルノ小説においてもっとも重要なのは、エロいかどうかです。
これが満たせていれば評価されるし、できていなければ、他の要素がどんなにすばらしくてもポルノ小説失格となります。

「私はイチゴクリームが大好物だが、魚はどういうわけかミミズが大好物だ。だから魚釣りをする場合、自分のことは考えず、魚の好物のことを考える」
名著:「人を動かす」より。デール・カーネギー氏

これは誰かに、あなたが望むことをさせる秘訣です。
デール・カーネギーは、誰かに自分が望むことをさせるには、状況を一度自分以外の視点に立って観察し、「他人の中に強い欲望を喚起させる」ことで可能になると言います。

創作の場合も全く同じです。

読者が読みたい物語を提供する!

要するに、なろうのランキングに上がりたければ、自分の書きたい話は一度置いておいて。読者の欲望を満たす物語を書こうということですね。

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