小説の書き方。初心者が陥りやすい最大の失敗。脇役が書きたい病。

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・創作初心者は群像劇が好き ・読者は主人公の活躍を見るのが好き

  • 創作初心者は群像劇が好き
  • 読者は主人公の活躍を見るのが好き

視点移動を多用し
キャラをたくさん出して
いろんな視点から物語を描くと

『99%つまらなくなります』

これは創作初心者が陥る罠の中で、最大のモノです。

プロ作家は極力主人公視点で、主人公の活躍を徹底的に描きます。

視点移動を多用すると。誰に感情移入して読んで良いかわからないので、没入が阻害されます。

これだけでもはや小説としてはアウトです。

『異修羅』や『Fate』のように、全キャラを立たせて群像劇を描くのは、超高難易度の無理ゲーなのですが。

創作初心者は無理ゲーだとわからずに挑んで爆死します。

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主人公視点だけで物語を書き進めるのは難しい

視点移動を多用し、たくさんキャラを出して、いろんな角度から物語を描くのは、実は書き手としては簡単なのです。

主人公の活躍だけで話をもたせる。
一巻約10万文字を描くのは、とてもしんどいことです。

なので、多くの創作初心者は脇役にスポットを当てて、この辛さから逃げようとします。
逃げ出せば爆死が待ちます。

「すべてのシーンに主人公が登場し、すべてのシーンが主人公の視点で描かれているようなシナリオが望ましいのです」
書籍【アニメ・シナリオライターへの道!】より引用

超重要なことなのですが理解できていない人が多いです。

設定、キャラ、ストーリー、すべてを主人公を活躍させるためだけに練るのがコツです。

漫画、アニメと小説の最大の違いとは?

「小説は主人公に自己投影して楽しむメディアであること」

読者は主人公になりきって物語を楽しみます。
なので、主人公が活躍しない、すごいと言われない、モテないと、ツマラナイと感じるのです。

すべての要素は、主人公のために存在しています。
主人公が最優先。

主人公がすべてであるということを理解しないで。

世界観の設定を出しすぎたり、ヒロインや脇役を主人公より目立たせたりすると、失敗します。

世界観は主人公が活躍する場を整えるための要素であり。
ヒロインは主人公をヨイショするために存在しています。

これらの役割を果たす世界観、ヒロインが最良です。

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