小説の主人公の動機は共感、理解できるモノであるほど人気が出る

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小説の主人公の動機は共感、理解できるモノであるほど人気が出る

ラノベ主人公の動機で多いのは以下のものです。

  • 最強になりたい
  • ゲームを極めたい
  • 仕事をしたくない
  • 追放されて帰ってこいと言われても、もう遅い!
  • 家族を守りたい

例えば、なろうの年間総合ランキング一位を獲得した「ヘルモード」の主人公は、緩いゲームばかりで退屈なので、歯ごたえのあるゲームがしたいが行動原理です。

なろうやラノベ読者はゲームが好きなので、共感されます。

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オススメの行動原理は「家族を守りたい」

ジャンルを問わず、人気がある主人公の行動原理は「家族を守りたい」
大ヒット漫画『鬼滅の刃』と同じですね。

このタイプの行動原理は、理解、共感されやすいです。
また感動にも繋げやすいのが特徴です。

なろう系でも先程取り上げた「ヘルモード」の主人公の行動原理は、ゲームを極めたいから、父親が大怪我をしたのをきっかけに「家族を守りたい」に移っていきます。
よって感動できます。

初心者の書く小説の主人公は、何のために行動するのか? なにがやりたいのか? 不明で主体性に欠けている場合が多いです。

プロはここが明確です。

例えばラブコメ作品だと、主人公が心のなかで「妹ハーレム最高!」と叫んでいる物があります。
ここまで突き抜けることができると、同じ嗜好の人に刺さります。

Amazonのラノベレビューでは
「レベル上げにしか興味のない主人公のサイコパスぶりが嫌い」
といった評価があったりします。

なぜ、こういった作品が書籍化されるかというと。

男性の持つ本能。強くなりたい。
ラノベ読者の嗜好、ゲームが好きにマッチしているため人気が出るわけです。

さらに、この欲求が突き抜けているほどキャラが立ちます。

ラノベで最も重要な要素は、主人公。
主人公のキャラをいかに立たせるかが勝負です。

読者が理解、共感できる欲望を明確に打ち出しましょう。

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