この記事の作者はなろう書籍化作家です。
- 読者ニーズ
- わかりやすさ
- キャラクター(市場でウケるために超重要)
- オリジナリティ(企画性)
- 基礎力(文章力、整合性など)
の順だと考えています。
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ストーリーはテンプレで、キャラはオリジナリティ
ストーリーはテンプレで、キャラクターに関してはオリジナリティが発揮されているのがベストです。
ストーリーはテンプレから外れると丸っきりに受けないので、オリジナリティを発揮してはいけない領域です。
わかりやすくないと読めないので、小説っぽい文章を書いてはいけません。
文章に関しては必要最小限の説明で、状況や設定を飲み込んでもらえるようなモノがベストです。
上級者はキャラ同士のおもしろい掛け合いの中で、これを実現します。

描写や説明を削って、何に文量を割くかと言うと、無双やざまぁやモテといった読者ニーズ展開です。さらにこの中で、主人公やヒロインのキャラも立たせることができると最高です。
Web小説では、キャラの魅力は人気にほとんど反映されません。
読者は一秒で気持ちよくなれることを求めているので、テンプレのストックの多さ、使い方の巧みさが求められます。
市場で勝負するには、続刊を買ってもらうためにキャラ人気が重要です。
Webではキャラは評価されにくい要素ですが、年間ランキング上位陣になると、しっかりこのあたりも作り込んであります。
主人公やヒロインが作品の看板と言えるほどに立っていないと、市場で人気が出ないので、オリジナリティが必要です。

web小説では、テンプレ展開をしつつキャラを立たせるのがベストです。
これを行うコツは、キャラがやりたいことをしているように見えて、その行動が主人公ヨイショやざまぁに繋がるように初期設定を練っておくことです。
キャラは作者都合で動いていると思われると人気が出ません。
生きた人間だと錯覚させるほどの行動原理を持たせつつ、テンプレに沿った行動をさせることができると最高です。