>>なんかみんなに『嘘を吐けない』と言うのは斬新な発想、と言われるのですが、
正確には【嘘をつけない】を他人が信じてしまえる世界線という点です。
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例えば、
①私はネット上で「読むせん」の個人ネタをチラチラ書いたりしますが、それの全てが真実とは限らない。
②でも、私が『能力者』だったとしたら、私の個人ネタ全ては真実であろうと【認識】される。
だって『能力者』は嘘をつけないんですから。
たとえ「読むせん」が兄弟共有ハンドルネームで、私はともかく私の兄弟は嘘をつける無能力者だったとしても・・・・ね。
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詐欺師Aとしても能力者達が嘘をつかないことを『信頼』している。
その世界は【能力者は嘘をつけない】という『信頼』によって構築できるんです。
たとえば「絶対に返済するから金を貸してくれ」と言ったのが能力者なら、返してくれることを疑わなくていい。「かならず幸せにする」を言ったのが能力者なら疑わなくても良い。
能力者の「好き」を、「愛してる」を、「あなたを裏切らない」を、疑わなくていいんです。
・・・・・外交や腹芸の必要がある政治家とかは、非能力者の方がいいけどね。
物語を破綻させるには【嘘をつくことができる能力者がいる】だけでいい。それだって、二重人格とか嘘をついても納得できる理由があれば通用してしまう。
Aは手品とか使って能力者のふりをするだけで、馬鹿みたいに騙される人が出るよ。だれもAを疑わなくなるから。
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あとは『一時的に能力を不能にする代わりに嘘をつけるようになる薬』とかも出すとメタネタでカッ飛ばせますね。
浮遊能力者を刃物の上に落下死させたり 水中呼吸能力者を溺死させたり、噓の証言をまぜたり 『その薬』がある前提で観察すると服用能力者の奇行に気がついたり。とか