俺も、どれだったとしても違和感がないと思います。
っていうかね、厳密に言うと『他の要素・ストーリー展開が見えないから、どれでもいいと思う』。
基本的に、人間(この場合、意志ある物全般)ってのは身勝手な生き物です。他のシーンと噛み合わせて『違和感がない』ように作り上げれば、どれでもいいと思います。
設定の中で、『なんとなくおかしいんじゃないかな』ではなくて、『これハッキリと矛盾してるよね』っていうのを探す・追求することをオススメします。
例えばですけどね。
ふざけた態度を取る飄々としたキャラクターが居たとします。
①彼女の態度は、実は他人との距離感を図るための仮面である。親しくなるにつれて、段々と馴れ馴れしさが抜ける/やや真面目な態度を取るようになる。
②彼女は他者に対して一定の尊敬の念を持つキャラクターである。基本的に外見や言い間違いを茶化したり、言葉尻を取った皮肉は言わない。
③彼女にはトラウマがある。かつて真面目ぶっていたころのトラウマであり、マジメちゃんでない姿を演じることで、精神的な均衡を保っている。
④彼女は何事に対してもやる気が無い。失敗するのを恐れているからだ。
4つほどキャラ設定を書いてみましたが、ここまでで際立った矛盾点は有るでしょうか? 多分ないと思います。
ですが例えば、設定①をガン無視して『終盤、仲良くなってきたと思ったのに、特に意味もなくノリだけで裏切る(そして作中で何のフォローもされない)』と言う行動をとれば、『なんかおかしいな』と感じるでしょう。
設定②を無視して、痛烈な皮肉や嫌味・外見への罵倒なんかをさせた日には『実は真面目、とは何だったのか?』と感じる人も多いでしょう。
③・④もそう、『最初は真面目だった人間』がトラウマによって変化するなら『スレた、ふざけた人間』に変わるのが作劇上は面白いですし、『実は真面目』とか言いながら『特に理由もなく、やる気が無い(やはり作中でフォローは無い)』とかした日には、違和感なんてものではなくなるでしょう。
雑に言えば、妖精王の設定がイマイチ見えてこないので『どれでもいいと思う』と言うことですし、逆に言えば『妖精王が行動する理由』から逆算して『妖精王の設定』を作っても良いと思います。
参考になれば幸いです。