それと、落ち込みやすいパターンとして、いわゆる設定厨問題があります。
ファンタジー世界を構築する手段として、現実の歴史を参考にすることはかなり有効です。しかし、それは作者の頭の中の基礎知識だけにとどめるべきで、作品に直接盛り込むのは考えものです。
私も経験がありますが、こだわって調べたことって、作中のどこかで書きたくなってしまうんですね。しかしそれらは、作品のバランスを考慮して、
1)必要不可欠な場合だけ、説明臭くならない配慮をしながら入れる。
2)それ以外は、ボロを出さないための作者の頭の中だけの知識にとどめる。
この二つを心がけるのが肝要だと思います。