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タイトル:人気が出ない小説を「すぐに打ち切る」のと「無理やりでも完成させる」。小説家になろうで書籍化されるための最適戦略はどちら?の返信 投稿者: ヘキサ

打ち切りで素晴らしい作品というと「バオー来訪者」を思い浮かべてしまうhexaです。

私も、「とにかく処女作~数点は完成を優先」、それ以後は「最小限おさえるべき要素を見極めて早めに終わらせる」を志したいところです。
なろう小説でも「とりあえず完結」「まだこの作品を楽しみたい人のために番外編を定期的に書く」というタイプの方が多いと思われますし。
ゲームで言うところの「とりあえずストーリークリアしておまけ要素で楽しむ」「二周目」みたいな、「まだこの世界に浸っていたい人のための受け皿は用意しておく」ような。

あとは「打ち切り」というのか「それ以後書かないで止める」もありかと。変に捻じ曲げられたラストを見て幻滅してしまう読者もいると思いますし(幸いなことに、ジャンプ漫画家とちがって小説家はその選択肢があるというのはそのぶん恵まれた環境だと思っております)

厄介なのは、長いRPGのような「既に道のりの長い目標を掲げてしまったもの」だと思うんですよね。これが一番はっきり打ち切り感が出てしまうものだと思っておりますので。……あ、不意に「ベルセルク」とか思い浮かんでしまった……これも「それ以後書かないで止める」にあたりますかね。まあ、黄金時代編が見れたことにあの作品の価値があったように思えるので、全くの無駄とも思えませんが。

未完の女王として有名な故栗本薫や、その後を継いだグインサーガ完結プロジェクト(おそらくこれは、『膨大な分量で未完となっている=負債』とみなしたハヤカワ文庫の判断だろうと勝手ながら思っておりますが)、やはり未完の女王と呼ばれがちではあるもののなんとか「破妖の剣」を完結させた前田珠子(この方も、広げた風呂敷を畳むことの難しさを実感したとのこと)、最近になって未完の作品群を終わらせることに集中しているように思われる田中芳樹氏など、みなさんいろいろ考えて作品を作っているように思われますが。

やっぱり、できれば完結を志したい派ではあります。
「未完=負債」という考え方をしていらっしゃる方が、わりといるようなので。

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