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タイトル:バランスの良い「なろう系」の主人公にしたい。の返信 投稿者: サタン

もう見ておられないと思うけど、モヤモヤっとしてたものの正体にハッと気がついたんで、一応。

私が「生命は作れない」という設定に引っかかってたのは、
そもそも作者が主人公に「栽培可能な芋(生命)を作らせようとしている」って矛盾なんですよね。
だって設定で「作れない」のだから、設定の穴を突いたとか抜け道を探し当てたとかじゃなくて、作れないんだから作れたらおかしいんだよね。
作れるのであればそれは「神が作れないと決めた」と言ってるだけで、実際は「不可能ではない」という設定のハズなんだけど(だって抜け道で作れるんだから)、作者は「作れない」で頑なだから、作れないのに何で作ろうとしてるのか、というハテナがあった。

「私は嘘付きです」という言葉は、本当に嘘付きなら真実を口にしているので彼は「嘘付き」ではないことになる。しかし「嘘付き」が真実なのであれば、嘘付きではないのに自身を「嘘付きです」と言ってるのでこれは嘘になる。
だから、「私は嘘付きです」という言葉は成立しない。
そういう気持ち悪さが「生命は作れない」けど「主人公は栽培可能な芋を作ろうとしている」っていう設定に、ある。

だから、「生命は作れない」が、「主人公は抜け道を見つけて栽培可能な芋(生命)を作り出した」という展開を用意した場合、
それは「神が言っていたルールは絶対ではない」ということになるので、この場合、「生命は作れない」は神がそう言ってるだけで、設定上は「不可能ではない」ってことになると思う。

逆に、どーしても「生命は作れない」という設定にしたいんだって場合は、
「主人公が栽培可能な芋を作る」という展開をどうにか変えたほうが良い。
例えば、「栽培不可能な死んだ芋」を作って、でもとりあえず栽培を試みるけど成長しない。そこで、確か錬金術的な能力で合成もできるとかって話だったと思うので、異世界に存在する野生の芋と能力で生み出した死んだ芋をかけ合わせて、「サツマイモ風異世界芋」を作り、栽培に成功させた。とか。
ようは主人公が直接生命を作らないのであれば実現可能だと思うので。

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