ええと、こっから先は限りなく余談です。なので、いつでも切っていただいて構いません。
トリエンナーレの例の件について言うとですね。
数十年前に右翼寄りの作者が『戦争に負けたことを納得するために昭和天皇の肖像画をコラージュした作品』を作った所、そこを『天皇陛下の肖像画をコラージュするとは何事か』と某右翼議員に言われた挙句、当時関係していた美術展の目録や出版物が焚書になる事態に発展し、そこに折り合いをつけるために『焚書にされるシーン』を写真として撮って展示しただけなので……。燃やした側が、『燃やすとは何事か!』って言ってるんですよ、アレ。
詳しくは大浦信行さんについて調べてほしいんですが、左右いろんな意見があるのであえてURLは貼りません。
確かに、『燃やされるシーンを作品として』展示したことは問題なんですが、それ以前の問題として『焼いたの誰だよ』って話なわけで。
天皇家が日本国に尽くすのを強いられている、って言うのは俺としても共通認識です。
ただ、それ以前に『どういう目的の作品だったか』がまるで報道されていない上に、『そもそも燃やしたのが誰か』みたいな経緯すら伝えられていない現状で、まあもちろんどれだけの情報を入手するかは個人の自由なんだけど、それでも偏向した伝わってしまっている現状には文句が有ります。