判断基準に疑問があります。文脈がないと判断できない事項を、単語レベルで考え込んでしまってないでしょうか。繰り返しですが、気にされているのは文脈から切り取った断片でしかありません。しかも、フィクションではよくある台詞の欠片でしかないです。
ですので、たとえ主人公でも、「殺す」と言っただけではなんともいえません。というか、それくらい当たり前、くらいな数の事例があるはずです。だってフィクション内であり、リアルで誰かに言い放つわけじゃないんだから。
問題が出るとしたら行動のほうでしょう。本当に殺したのか、相手はどんなキャラか、動機・方法・理不尽さの程度等々が主人公のキャラに即しているか、とかでしょう。殺害自体は、やはり当たり前にある、くらいの事例があるはずです。物語なんですから、殺しも盗みも発生して、しかしリアルの警察が逮捕に来るとかはあるわけない。
フィクションでは何でも自由にやれます。問題は、その行動・言動が(ニュアンス等含めて)そのキャラに即しているか否か、です。次いで、無駄か否かも大事。キャラにそぐわないならやめておく、そのキャラっぽいが無駄ならできるだけやらない(キャラ特徴の描写とか例外はある)、キャラに適していて物語的に効果が見込めるなら積極的にやる。原則としては、その程度です。