なろう系が何を指すのか私はよくわかりません。が、たった一点【書籍化されたなろう作品】という意味なら答えられると思います。
要は【商法】です!!
今までのラノベは、キャラ萌え【商法】で売っていたが、売れ行きが悪くなったので、次の商法として承認欲求【商法】で売ろうとしているだけかと。
無料公開のなろう内ではキャラ萌え作家も生えてます。売れてないけど。
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あと、個人的な意見としてキャラ萌え商法は「キャラをどれだけ好きになってもらえるか」が重要なので、受け入れ口がものっごっつ狭い気はします。
腐女子受けするキャラ系アニメをチラ見したら共感していただけるかと思いますが、【これの何がおもろいねん?キショッ!】というものになりがちです。
萌えられなかった人、受け入れられなかった人にとってキャラ萌え作品は、ものすごく敷居が高い作品になるし、そうなると新しい金持った顧客を呼び込みにくいとおもいます。
そういう意味では承認欲求を満たしてからキャラ萌えに移行させようという今の商法は優秀。
あと、さらに突っ込むと、今の30代は就職氷河期の世代。
100社くらい圧迫面接受けてケチョンケチョンにおとしめられ、結局全社不採用を経験した層であり、これだからゆとりは(笑)とかいわれたり、両親に「あんた就職すら失敗する無能なの!?」扱いされたり、いざ就職できても足元を見られ、ブラック業務を押し付けられたり、パワハラ上司にぼこぼこにされたり、買い手市場で楽々入社したスマホ世代の後輩にパソコン?スマホあるから使えませんウェイウェ~イされて自信を喪失した層です。
なので、萌えキャラを愛でる余裕が精神的にも時間的にも無くなったり、下手するとツンがきついツンデレ・ヒロインの言動に、パワハラ上司をだぶらせてしまったり、ドジっ子ヒロインにトラブル・メーカーな部下をかさねてしまったりして病的に嫌う人も見受けられましたね。
萌えるには、それだけ相手に興味を持ち、相手に時間と労力をさかねばなりません。
相手に萌えるほど、相手に興味を持てるだけの余裕が自分になくとも、とりあえず自分を受け入れてくれる承認欲求ものは、ものすごぉく受けがいいんだと思います。