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タイトル:あらすじの相談の返信の返信 投稿者: 柊木なお

あまくさ様

お世話になっております。
ご回答ありがとうございます。

1)
現実世界とのリンクの仕方について、それ次第でシリーズ全体の意味合いもストーリーも全く別物になるので、ちょっと悩み中です。
とりあえず無難に、レーヴにいるあいだは本体は意識を失っている、という線で考えてはいます。
単純に「既存のコンピュータよりも人間の脳のほうがスペックが高いから、そちらを利用した方がより自由度や精度の高い仮想空間を作れるのだ」ぐらいの説明で、そこで無理をして差別化を図らなくても良いかなと。
設定的には、本体は現実の方で平常運転していて、レーヴでの思考や行動は「無意識の内に」並列処理されている、というのも面白そうではあるのですが、いろいろ説明することが増えますし、ストーリーも場面の構成も複雑化して、難易度が一気に跳ね上がりそうです。といっても、失敗したらゴミ箱に突っ込めばいいだけなので、挑戦してみても良いのですが。

2)
仮想空間の世界観について、こちらはもう少し固まっていて、レーヴはVRゲームのようなコンテンツというよりは、一種のプラットフォームとして考えています。クラウド的なものに近いかもしれません。自分の脳内で展開する領域については、各々がある程度自由に仮想空間を設計(プログラミング)できて、共通する基盤や仮想空間の雛形、他人の領域に出入りするための扉や通路を運営が管理している、みたいな。
なのでここでいう仮想空間というのは、人々が無意識のうちに形成したイメージ(夢)ではなく、あくまで人間の脳をコンピュータとして利用し、計画的に作り上げた仮想現実です。
開発者のコンセプトが「第二の世界」なので、多くの人はデフォルトの雛形を組み合わせた現実と変わらない質感の仮想空間を利用していますが、中には自分で一から設計した、混乱した夢のような抽象的な空間に住んでいる変人もいます。
レーヴにおける街というのは、多くの人々が自分の脳のリソースを任意で持ち寄って、共同設計の元に大きめの仮想空間を作り、扉や通路を介さずにコミュニケーションを取るための手段という感じです。

……というのを、作中では説明的にならないように、自然な絵として書けたら良いかなと。
SF的なガジェットや雰囲気はもちろん好きなのですが、実を言うと設定自体にそこまでこだわりはないです。
むしろ「細かいことはよく分かんないけど、キャラクターもアクションも楽しいからまあいいか」と思ってもらえるように努力する所存です。

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