>とりあえず無難に、レーヴにいるあいだは本体は意識を失っている、という線で考えてはいます。
こちら側ではレーヴにログインする装置のようなものを装着して、ベッドに横になっている感じでしょうか?
>本体は現実の方で平常運転していて、レーヴでの思考や行動は「無意識の内に」並列処理されている、
その場合は、一つの意識で別々の行動をしていることになりますか? それとも、二つの意識がダブっている感じなのでしょうか?
>レーヴにおける街というのは、多くの人々が自分の脳のリソースを任意で持ち寄って、共同設計の元に大きめの仮想空間を作り、扉や通路を介さずにコミュニケーションを取るための手段という感じです。
例えば仮想世界で二人が1軒の家を見る場合、それは同じ形の家に見えるのでしょうか?
1)同じ家に見える場合。
その家は洋風ですか? 和風ですか? 現代的ですか? 古い時代のものですか? 同じ家に見えるということは、一つの固定した絵柄がなければいけませんよね? その固定化はどのようにして決まるのでしょうか?
2)同じ家に見えない場合。
家の様式は異なるけれど、間取りは一致しているのでしょうか? 様式も間取りも一致しない場合、複数のユーザーがその空間を共有することは不可能ではないかと思うのですが。
何が言いたいかお分かりでしょうか?
最初の説明に、大陸の反対側に移動するという記述が有りましたよね。粗筋なら「移動」でよいですが、小説に落とし込むには移動手段の描写が必要なんじゃないかと思うんですよ。そうなると、徒歩で移動するのか、走って移動するのか、飛ぶのか、乗り物を使うのか、ワープするのか。それを決めないと文章が書けない気がします。仮に乗り物を使うとしたら、それは汽車なのか、馬車なのかということです。
設定にこだわれという話をしているのではなく、そういうことを決めないと地の文がまったく書けないんじゃないかと。そこをどう考えているのかが気になります。
>仮想空間の世界観について、こちらはもう少し固まっていて、レーヴはVRゲームのようなコンテンツというよりは、一種のプラットフォームとして考えています。クラウド的なものに近いかもしれません。
それは仮想空間の建て付けの話で、世界観というのとはちょっと違う気が。私の説明の方がまずいのかもしれませんが、作品の世界観ではなく、仮想空間内の世界観、つまり仮想空間にログインした人間が見る風景はどんなもので、その風景をデザインしたのは誰ですかということです。
>共通する基盤や仮想空間の雛形、
これがそれにあたるのかもしれませんが、上記の家の例えと同じで、あらかじめ具体的に決められ固定されたイメージがないと、複数のユーザーが共有することができないのではないかと思ってしまいます。
そのへん、どうなっているのでしょうか?
なんか、うるさいことを言うようですみません(汗
これじゃ、読むせんさんの言う「SFマウントを取ってくる変態毒者」そのものという気もしますが、上記の諸々は実際に作中に盛り込まなくても、作者は事前に固めておいた方がよいことかなと思えたもので。