>ヘッドセットを装着するのでも、ボックスに入るのでも、集団催眠のようなものでも。
>そもそもシリーズの構想が「仮想空間が現実を侵食する」という発想からスタートしたからで、
そういうコンセプトなら、集団催眠が良いかもしれませんね。
フィリップ・K・ディックの『ユービック』『パーマー・エルドリッチの三つの聖痕』『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』は読まれたでしょうか?
ディックが多用するモチーフはVRではなく薬物による幻想ですが、アンドロイドには「共感ボックス」というのも登場していました。そういうギミックで作られる集団催眠的世界の描写が独特で、それが現実世界を侵食するタイプの作品を多数書いた作家です。(コンセプト的にお勧めはユービックとパーマー・エルドリッチ。アンドロイドは中心になるテーマは違います)