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タイトル:短編小説が書けません。どうすればいいですか?の返信 投稿者: サタン

「短編を書くべき!」じゃなくて、「完成させることが大事だ」なので、長編を継続して書けていて完成の見込みがあるのなら何も問題ないのではないかと思います。
というのも、その長編小説は、別に「一つの話しか書けていない」というわけではないと思うんですよ。
たとえば「主人公が魔王軍のモンスターに両親を殺されて、魔王を倒す旅に出ることになった」といったワンエピソードは書けていると思う。
私は書けないという人には「短編」を勧めていますが、少なくとも私の場合はこうした「ワンエピソード」を書けるようになるための「短編・掌編」なので、出来てるなら何も問題ないと思います。

そして出来ているのなら、発想の転換、考え方の話で、どこかで「あ、こういうことか」と気がつけばすぐに書けるようになると思います。
ようは前述したような「ワンエピソード」をもう少しまとまりよくすりゃ良いだけで、モノ自体は既に書けてますから。
長編しか書けない人は、単純に「物語を広げすぎ」なだけで、逆に短編しか書けない人は「物語の広げ方がわからない」というだけなので、あとは考え方の問題だろうなと思います。
スレ主さんの場合は、「この設定使えそう」「このセリフ使えそう」の思考に、「この話(ネタ)使えそう」を入れれば良いのではないかなと思います。

結構わかりにくい抽象的なことを書きますが、
例えば、物語の構造が、複数のエピソードの集合体が長編小説である、と考えてみてくださいな。
そのエピソード(話・ネタ)の中に、それぞれ書きたい設定やセリフを入れて一つのまとまりを作り、それが複数集まって長編になっている。
スレ主さんの場合、おそらくエピソードの区切りが無意識であって思考の中では一つの物語にたくさんの設定やセリフを詰め込んでいる、という感じじゃなかろうか。
先述した「主人公が魔王軍のモンスターに両親を殺されて、魔王を倒す旅に出ることになった」は、「物語序盤の主人公が旅立つシーン」ではなくて、「両親を殺され魔王を倒すたびに出るという物語」であって、「旅に出た」というオチを持った一個の物語なわけです。
そう考えると、スレ主さんは既に長編の中で「短い物語」はいくつも書けてるはず。
であれば、今度は意識的に「ココまでのネタを、こういうオチでまとめたエピソードにする」っていう認識になれば、それは「長編の中でたくさんのエピソードを書く」わけですから、「短編をたくさん書く」ということと同義なわけで、こと短編にこだわる必要はないと思います。

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