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タイトル:長編を書き終えたらどうしていますか?の返信 投稿者: サタン

人によって違うけど、推敲は整えることを意識するといい。
書きなれてないときによくやってしまう・陥ってしまうのは、「やっとできた」という感情が強すぎて出来上がった作品にあんま手を加えて書き直したくないと思ってしまうやつ。
その原因は、そもそも初稿の一発で完成品を作ろうとしてるところで、初心者の頃は最初からキッチリ作ってしまうんですよね。
ちょっと書いては読んでみて手を加えたりで進んでは戻ってを繰り返したりしてるから筆が遅くなるってのもよくある。
繰り返し人によるけど、最初にラストまで執筆する際は、基本的に本筋を追えるくらいにざっくりと勢いで書いてしまったほうが良くて、途中で読み返したり修正したりとかもするべきではなくて、でもそれだと雑な作品が出来上がるので、だから推敲して整える。
なので、そもそも初稿の執筆で印刷に耐えうるレベルの文章を書こうとして途中で何度も読んで書き直したりしてると、最後の推敲ですることがない。
本来最後にすることを執筆途中でやっちゃってるから。
つまり、執筆途中で「読み返して書き直したりしてる」、ソレが推敲ですよ、ってことですね。
執筆途中で推敲すると、ワンシーンやワンカットでの形は整うけど、作品が出来てない状態での推敲なので作品全体の形が整えられてない可能性が高くて、そして自分なりに書き込んで完成度を高めて書き上げたつもりなので、この状態の作品を完成直後の作者自ら推敲して全体の形を整えようというのは難易度高いです。
家族か友人か第三者にしてもらうのがベストだけど、そんな恵まれた環境にいることは少ないしね。
整えることを意識して頑張るしかない。

冷却期間というのは次回作のってことだろうか。
これも人によるけど、個人的には冷却期間なんて置かずにさっさと次のを書いたほうがいいと思う。
完成して達成感があるから次なんてすぐに考えられないって人もいるけど、今は確実に熱を帯びてる状態なので、熱いうちに叩いたほうがいい。
前作の設定や世界観を引きずってるから、しばらく達成感を味わいつつ冷却期間を、とか思ってると普通に冷めるだけなので、そこから創作意欲を刺激される何かを探して熱量を確保していかないと次が書けない。
この熱いものを冷まして再度熱くさせるって工程が無駄だと思うので、熱いうちにアイディアを吐き出しまくって、気分を変えるためのしょーもない短編や掌編を書いてみるのがいいと思う。

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