小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

返信する!以下は元記事

タイトル:ラノベの恋愛は「理想」を書くべきか、「現実」を書くべきかの返信の返信の返信 投稿者: サタン

>リアリティ、リアリティ……恋愛は、重く、苦しい、坂道
リアリティと言っても、例えば異世界から来た不思議能力を持ってる美女と普通の高校生主人公が現代日本でってファンタジー作品の場合、そこに恋愛のリアリティってどうなんのってなると思う。
現実性を意識しすぎて異世界美女と「普通の」恋愛をしたら、それ逆に異世界美女である必要ないじゃん、現代日本の普通の男女でいいじゃん、になっちゃって設定を活かせない。
だから、そんな重いシリアスな展開を指してるわけじゃなくて、「ヒロインが主人公に惹かれた切っ掛けは」とかポイントポイントの要点で現実的な理由にしたほうがいいかなって思ってる。
異世界美女とバトルありのラブコメな感じだけど、出会いがファンタジーだから惹かれた切っ掛けは「敵に追われてるところを助けてくれたから」とかファンタジー寄りの展開にせず、「友人関係を築けたと思ってたいら、フト別れ際にそれが恋だと気がついた」みたいな現実寄りにする感じ。
でもバトルものでもあるし全体的な内容はファンタジー。要点だけ現実的な感じが個人的に好きな塩梅。

書き漏らしがあったので、ついでに。
>むしろ「利用しないほうが」有利に働く
あくまで 誤解を恐れず言えば っていう極論だけどもね。
恋愛などの要素は、10代のラノベ読者にウケが良いのは事実だからあったほうが良いって意見を否定できるものではないね。
「そういう考えもできるよね」レベルの意見だと思う。

ただ、こっから書き漏らし部分なんだけど、恋愛「要素」って要するに読者の中でそういう妄想ができればOKな部分もあるんだよね。
作中で実際に恋愛行動ないし恋愛感情を書く必要はないと思う。
ようは、「主人公」と「ヒロイン」がいて、二人の活躍が息ピッタリで掛け合いもテンポよくて見てて楽しくなる二人であれば、それは作品の中で実際に「愛」だの「恋」だの言わなくても「要素」として読者の中で成立しちゃうじゃない?
思い浮かぶ良い例がドラマ「TRICK」なんだけど古すぎてわからんか。
まあ、そうやって読者の中で成立できれば必要十分だから、作品自体に恋愛要素を書いていく必要はないと思う。

でも、まあ、わかるかな。
それって書かずに恋愛を表現している、ってことなので、難度はやや高めになると思う。
例えば、恋愛っぽいシーンになっても「うわ、面倒臭え女!」とか「キモ! 信じられない」とか衝突するばっかの二人がいて、そんでも二人で行動しなきゃならなくて衝突しながらも何らかの事件が解決して、終盤で別れるとき「せいせいするわ」とか言いながら、でも帰り道が一緒で別々に帰りゃいいものを文句言いながら何故か二人並んで帰路につく、とか。
仲悪いのが逆に「もう付き合えよw 素直じゃねえなw」ってなるじゃん。
もちろんラノベの新人賞は「面白い」が大正義だからそれを超えるものではないけど、こうしたある種の芸術面(表現手法の工夫)も作家として評価されるから、「書かない」選択をすることで表現する事は恋愛に限らず有効だと思うかな。

コメントは4500文字以内。

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

トップページへ 「ラノベの恋愛は「理想」を書くべきか、「現実」を書くべきか」のスレッドへ

小説の書き方Q&A:創作相談掲示板の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ