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タイトル:長編小説の長さ問題の返信の返信の返信の返信の返信 投稿者: サタン

戦死について。
私は、やはり「量」はあまり関係ないと思うかな。
まず、読者さんの感想に間違い(作者の視点と読者の視点の違いであって、感想が間違いと言ってるわけではない)があると感じる点があって、それは「読者から見てどんな人物かわからないまま戦死したら」この部分。
読者からすると、読者自身が言ってるんだからその通りなんだけど、「どんな人物かわかる」というのが抽象的であくまで読者の視点なんですよね。
だからこれを作者の視点で言い換えると、「主人公と戦死するキャラの関係性がわからないと」という感じになると思う。
「戦死する人物が」ではなくて、「主人公との関係性」だと思う。
「戦死して悲しい」と感じるのはあくまで主人公であって、読者はそこに共感するだけだから、「主人公が悲しいと感じる二人の関係性」が演出できていれば、人物の詳細が書かれてなくとも「読者から見てどんな人物かわかる」と思う。

これの極端な例は、
「俺、この戦争が終わったら結婚するんだ」
という有名な死亡フラグ。
主人公とほぼ関わりのないモブ兵士であっても、その兵士の事をほぼ知らないとしても、戦場でほんの少し幸せな話が聞けて主人公は「こいつには幸せになってほしいな」的な事を思ったりして、ところがモブ兵士は残忍な敵の餌食になって主人公は……という感じ。
これはベタで古典な死亡フラグの演出だけど、「主人公と戦死する兵士」との関係性を描いた一幕で、この「思い出」があるから、そんなヤツが死んでしまったことに悲しみを感じることが出来る。
で、これは「量」じゃないから戦死する人物の人物像を多く書くんじゃなくて、こういう思い出足るものが「ある」か「ない」かだと思う。
だからまあ、量を書けばそういう思い出の一つも出来るだろうから、それでいいっちゃいい。けど無駄に長くなるのは言うに及ばず。
その無駄に長いものの中から必要な要素だけを抜き取ると、「俺この戦争が終わったら(ry」に代表されるような「思い出」のワンエピソードを入れるだけでいい。と思う。

>この美男子魔法使いのキャラクターの心の苦しみを表現するためには
私も同感だけど、それはあくまで「人柄や腕に対する信頼を抱かせたほうが」という話だから、それは別に共闘でなくてもいいんじゃないかな。
サブ主人公あるいは村長、村娘でもいいけども、森かどっかで案内役として三人組を先導していたらいきなり矢が飛んできて(罠とかでも)三人組の一人が難なく回避・対処して、案内役は命拾いした。
そんだけの500文字くらいで済みそうな内容でも「頼もしい・安心して任せられそう」という感じは植え付けられると思う。
ただ、この例でも共闘をするとしても、そんな「信頼を寄せられるような人物」たちが、なんで簡単に戦死しちゃうんですかね、って話でもあるから、死に方も大事だよね。

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