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タイトル:主人公とサブキャラの登場比率の返信 投稿者: サタン

比率って言ってもなぁ。
主人公とサブキャラが会話してるシーンは、スレ主さんにとってどっちに当たるん?
主人公が出ていれば主人公の票になってる感じ?
それとも「誰が目立っているか」って感覚的なもので図ってる感じかな。

「誰が目立ってるか」ないし「誰が話題の中心にいるか」で言うと、
極端に言えば10:0で主人公ですね。間違いなく。
というのも、逆説的かもしれんけど、「話の中心にいるから主人公」なのであって、普段はキャラAを中心に回ってるけどたまにサブのキャラBのエピソードになります、って場合は「そのエピソードの主人公はキャラB」なわけで、「主人公」という役柄は常に話の中心にいます。

そういう役柄の話ではなく、物語全体でいちキャラの登場比率はどうかって事が聞きたい内容だとは思うのだけど、物語によって違うというか、むしろ作者の作風によって違うという感じじゃないかなと思う。

先に「話の中心にいるのが主人公」と書いたけど、これは言い換えると「別に主人公視点で書かなくても話の中心に主人公を置けば主人公感は出る」とも言えて、まあ10:0だって発言と矛盾するけど、また極論で言えば別に主人公が出てこなくても主人公は主人公足り得るんですよ。
例えば古いラノベで「ブギーポップは笑わない」って作品があるんですが、この物語の主役はタイトルにもなってる「ブギーポップ」で、だけど最初から最後まで複数のサブキャラ視点で物語が進行するオムニバスで、主役が出てくるのは終盤のラスト30pくらいじゃないかな。

つまり、「どのように主人公を置くか」という問題であって、登場率ではないと思う。
「ブギーポップは笑わない」のような奇策を使わずオーソドックスな形で言えば常に主人公の視点で語る(10:0)が基本だと思う。
そこに、「主人公が中心の話題である話の本筋」から反れてる本筋の補足回のようなエピソードを入れる場合は主人公以外の視点でも良いと思う。
でも、当たり前だけど「本筋」より「その補足」の数が多かったら 本筋どれやねん ってなるから、本筋を見失わないようにしないとね。
ちなみに「ブギーポップは笑わない」の場合は、その「補足」を主旨にして周りを固めることでメインを語るって形を取ってた。これは「ブギーポップ」のテーマが都市伝説や噂といったものだったから、「噂話」というものをオムニバスで上手く演出・表現したことになるね。

>素人や駆け出しの新人がやる場合はどのように書いていけばいいのかなあと思い、質問しました。
ぶっちゃけ好きにやれ、としか言えないかも。
突き放してるわけじゃなくて、
基本的にはやはり10:0で主人公に集中したほうが良いと思う。ライバルの心情を書かないと盛り上がらないとか変な色気だして悩むよりか、物語の本筋を見失わないでシンプルに書き上げるほうが絶対に良い。
でも、書きたい話によっては「主人公のみ」ではキツいって事もあるし、やりようはあるんだけど、主人公のみの10:0でやるほうが難易度高いって話も当然あるわけで。
書きなれてないからこそ、そんなの気にせず好きに書いたほうがいい。

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