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タイトル:恋愛の返信 投稿者: サタン

まず状況を整理したいのですが、
何かのプロになるまで恋人を作らないと決めてる女子高生が主人公で、主人公と同じようにプロを目指してる友人がいる。
とある男の子は主人公に好意を寄せていたのだけど、主人公が「恋人を作らない」としてるせいでだんだん友達のほうになびいていってしまう。という展開を書きたい。という事でしょうか?

どんな展開でも言えることだけど、まず書きたい内容を端的に一行の文章にしてみましょう。余計な情報は取っ払って簡潔な短い文で。
「主人公に好意を寄せてる男の子が友人になびく」という展開にしたいわけですよね。
簡潔な文章を作ったら、それを「主語」と「述部」で分けます。
「主人公に好意を寄せてる男の子」と「友人になびく」ですね。
「友人になびく」という結果にしたいわけだから、すると、この間に入る要素、つまりは「なびく過程」が無いので、それを考えます。
「過程」と言っても「どうして「友人になびく」という結果になるのか」と考えれば良いだけなので、理由や原因を探ればすぐに当てはまる要素が生まれるでしょう。
「主人公に好意を寄せてる男の子が」「恋人は作らないと冷たくされて」「友人になびく」
と、仮にこんな感じですかね。

ここから更に、同じように「主人公に好意を寄せてる男の子が」と「恋人は作らないと冷たくされて」の間を考えて、「~~冷たくされて」と「友人になびく」の間も考えてもいいけど、あんまり広げてもしょうがないし、この時点で書ける要素にはなってるでしょう。
つまり、
「主人公に好意を寄せてる男の子」という状況がわかるシーンを用意(主人公を気遣ったりデートに誘ったり)して、
「恋人は作らないと冷たくされて」というエピソード、まあ過程が書ければなんでもいいんだけども、単純に「主人公に冷たくあしらわれる男の子」という場面を書けばそれで最低限は書けてるので、そういう場面を作り、
「友人になびく」まあ、男の子が主人公よりも友人を優先してしまう状況などを用意すればわかりやすく「この男、乗り換えやがった」と読者は思うんじゃないでしょうか。

ここで大事なのは「なびいていく過程」つまり「恋人は作らないと冷たくされて」の部分なので、このシーンを最低限だけでなく説得力をもたせるために話を盛っていく。
「主人公に冷たくされる」なら「友人に慰められる」というシーンがあったほうが、後の「友人になびく」につながりやすいですね。
また、「友人が主人公に注意する」なんて場面もあってもいいと思う。「男の子を袖にするのも言い方があるでしょ、あんな言い方かわいそうよ」みたいな。
さらに言えば、友人は男の子の事をどう考えているのか、というのもあったほうが状況がわかりやすくなるので、そうした要素も入れておきたいですね。
すると、
「主人公に冷たくされる」「友人が注意する」「友人は男の子の事はただの友達としか思ってない」「友達として、男の子を励ます」「男の子に、主人公か友人かを選択する些細な場面が訪れて、友人を優先する」「そのことに主人公は気が付き、寂しさを覚える」
とか、こんな感じですか。

もちろん、これはただの一例ですよ。こうしなさいって話ではありません。
一文を考えて、それを噛み砕いていけば、このように主旨に沿った内容を作ることは簡単です、という話です。
ここまで出来れば、あとは「主人公に冷たくされる」というシーンを「冷たくされた」という事がわかるように数千文字の文章で表現すればいいだけです。
それを上記した6個の要素で行えば、数千~1万程度の文字数で問題のシーンが書けるでしょう。

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