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タイトル:地の文の量はどれくらいが適切であるのか?の返信の返信の返信 投稿者: サタン

こき下ろしてしまったみたいで申し訳ない。
>男の子の方はどちかというとサブ主人公で
要するに主人公は語り部として存在してるだけ、というヒロイン主体の物語でしょう。
その場合、サブキャラクターを立てるために主人公は存在しているので、無個性であったり目立たない人物であったりツッコミ役として、というヒロイン達を立てやすい主人公像が採用されやすいです。
そして、無個性である事は「無個性である事が個性」なので、地味にキャラを立てにくく……そうですね、察しの通りバックボーンをしっかり組み立てる必要が出てくるでしょう。
つまり、キャラクターの性格自体は無個性で目立たないため、周囲の環境で惹きつけるものを用意するなどの工夫です。
例えば楽しげな商店街に住んでいるとか、親が漫画家やってるとか、尖ったキャラの親がいるとか。
変わった環境にあって普通の反応をするのが主人公だけなので、その「普通」が個性となって無個性を描写できる。
そうした工夫をして主人公の描写をしておかないと、そもそも主人公に感情移入や共感が出来ないので、物語の中でキャラの重要度を考えても主人公のキャラ描写は必須でしょう。

>淋しいと感じさせられる要因は情景描写等の不足みたいですね
背景についてもそうだけど、正確には、キツいことを言って申し訳ないけど、描写自体が少ないという事かなと思う。
たぶんちゃんと描写してると感じてるだろうと思うので、それが実際には出来てない、というのが原因かなと。
展開を思いつき、その状況を文字で書いてるだけで、キャラの反応や展開そのものが何を意味してる描写でもない。
ヒロインズが自己紹介する際、彼女たちは自身がガンプラの女体化であると説明してるけど、ほとんどダーナが説明していて、他二人は会話に合いの手を入れるくらい。
キャラクター性を考えれば、ダーナは元気なまとめ役、リディアは冷静な才女、ジョアンナはだらしなく無鉄砲、という印象です。
ならば、会話のまとめはダーナ、説明自体はリディア、ビームサーベルで証明してやるのは無茶をするジョアンナ、としたほうがキャラが描写できるんじゃないかな?
これはただの思いつきの案ではあるけど、こうしたら「説明シーン」がただの説明ではなく「ヒロインのキャラ描写」になってくれるんじゃないだろうか?
それに続く食事のシーンも、「人間にとっての燃料補給」とあって才女であるリディアの才女っぽさが多少のキャラ描写になってるけども、「ただメシを食うだけ」のシーンにしかなってないので、次の展開へ繋がるジョアンナの無鉄砲さを優先したほうが「ドムをボコボコにした」という展開に説得力が生まれます。
ええっと、話が脇道にそれてしまったけど、つまりはそうした描写自体が少ない、と感じました。

でも正直、3年ほどでこれくらい書けるなら十分ではないかと思います。
私が三年目くらいの頃は1万字程度の短編さえ完走させるのがやっとでしたよ。完走できないことなんてしょっちゅうで、5年目くらいたって中級者を名乗れると自惚れてた頃でさえ、物語の内容が定まらず何を言いたいのかわからない小説を書くことが多かったです。
私に比べれば、とんでもない、十分に書けてるし才能もある方でしょう。描写が出来ていないとは書いたけど、完全に出来てないわけじゃなく少ないというだけなので、それを思えば当時の私なんかよりずっと上手く書けています。

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