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タイトル:バトルシーンに関するスランプについての返信 投稿者: サタン

「バトルもの」の定義が、漫画とラノベでは違います。
いやまあ、違うと私は思う、というだけなんですが。
漫画における「バトルもの」は、「戦闘がメイン」なんですよ。当たり前ですよね。バトルものなんだから。
一方でラノベの「バトルもの」は、「戦闘を用いた物語」です。
同じことじゃない? って話ですが、「戦闘」と「物語」を秤にかけた場合、戦闘に重きをおいているのが漫画、物語に重きをおいているのがラノベ。
だから極論、漫画の場合は別に物語がなくてもカッコイイキャラがカッコよく戦闘してて絵になればそれでいいんですよね。
戦闘をカッコよくするために設定やエピソードがあるわけで。大事なのは戦闘。
ラノベの場合は、あくまで物語に重きをおいているので、物語が面白くなる要素として戦闘がある、という事。
なので、漫画的な意味で「バトルもの」と言えば、私もご友人と同じくラノベでは意味ないからやめとけ、と思います。
ラノベ、小説という文字表現では物語が必要だから、「戦闘」以外でメインとなる話を組み立てられなければ、「戦ってるだけ」の作品になってしまいます。

>バトル作品を書いているとこれらをどう使い分けるか、で悩んでいます。
使い分けるも何も、これは「表現」なんですよ。
ケンシロウがめっちゃ強い。無法者なんか瞬殺しちゃうくらいめっちゃ強い。
そういう表現がしたいから、瞬殺してるだけ。
主人公たちは強いけど、無敵ってわけじゃない。何かの拍子にピンチにもなるし場合によっては雑魚相手でも苦戦する。それはスタンド能力には相性ってものがあるからだ。という表現をしたいから、雑魚相手にも苦戦してるだけ。
このジョジョの表現を真似て進化させたのがハンターハンターですね。
ハンターハンターでは作者の冨樫が「敵がぺらぺら弱点を語るのはおかしい」として、「相手の能力を理解することが必勝の近道」という戦闘表現を多用しています。
そういう表現であり、そういう設定を描写するための戦闘表現なわけです。

だから、使い分けるんじゃなく、その戦闘でどういう表現をしたいのか? という話になります。

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