ちょっと一つだけ気になったことなので、言っておきたいなーと思ったので書き込まさせていただきます。
この掲示板にいるということは創作する、何かを生み出す人間である……という仮定なので、そうでないなら失礼しました案件なのですが。
「大衆の嗜好は安易で陳腐で低級です」
⇒この発言はちょっとよろしくないかな、と思います。
たとえば自分がここで言われている「質の低い(と言っても、それって人それぞれの基準でしかなくね?)実写作品」みたいなものを書いて、世に出したとします。
アニメオタク(これも基準がパッとしない……私、毎日のようにアニメ見るけど、アニメオタクかと言われると全力で否定したくなります)には評価されなくても、普段アニメや漫画に興味のない方にウケた場合、どうでしょうか?
自分の作品を楽しんでくれている方を、安易で陳腐で低級なものを好む人だと馬鹿にするのでしょうか?
作品自体の批評は自分の創作技術の向上にも繋がると思うので良いと思いますが、何かの作品を楽しんでいる人の格を下げるような発言は、創作者として良くないと私は感じました。
あくまでも自分の感じ方なので、俺はお前とは違うんだ!って言うのであれば私は否定しません。
貴方の思考を矯正するような意図は一切ないですし……(そもそも、誰かの考えを変えようと強い言葉を使うこと自体、やっちゃいけないことだと思うので……)
カップルが一緒に観られるような一般向けのおしゃれな感動路線……?
大いに結構……! それだけ世に認められて売れている、産業としての創作が存在するのなら、そこから見習うべきですね! っていうのが私の考えです。
これは昨今の恋愛ラブコメなライトノベルが「美少女との甘い青春を読みたい読者に好まれている」、なろう系の「つらい現実から離れて、異世界に転生した物語を追体験したい人が読んでいる」などの傾向と同価値だと思います。認められて売れているものは、それ以上それ以下でもないですし、読者の嗜好を否定する時間があるなら、誰かの心を掴む創作を考えていきたいものです……。
というか現にここで挙げられた実写映画、私面白いって純粋に思っちゃったクチなので……!
ちょっと自分の価値観が否定されているように感じちゃいました。もちろんそんな意図はないと思いますが……!
そもそも作品の良い悪いはそれに接した人の価値観によるもので、絶対的な基準はないと思います。
あるとするのであれば、売れたか売れなかったか。
私たちが書くのは、売れるもの……新しい面白さを模索してエッジをきかせるのか、既存の流れを追うのか。どっちを選ぶにしろ努力というプロセスがあるのです。そういう意味では「実写版「かぐや様は告らせたい」」は相当な努力をした結果、クリエーターの方々が生み出したものなのだと思います。
他のアニメがそうであるように……。
っと、偉そうに言ってしましましたが……。
要は「読者になるかもしれない誰かの価値観を否定するのは、創作者としてよくないのでは?」ということです。
だいぶ批判的に書いてしまったかもしれませんが、不快な内容になってしまったのであれば申し訳ありません。